2011年10月20日
Deal of the Week 10/19~10/26……と真かま夜とダークソウルと秘宝伝説
■Halo: Reach
・DLC「ディファイアント マップ パック」
800MSP→400MSP
・DLC「ノーブル マップ パック」
800MSP→400MSP
実績絡みのDLC2つ。ソフト持ってて、DLCはまだ買ってない人向け。
俺は『Halo』シリーズはサッパリなのでスルー。
あと、価格改定なのか謎の値下げセールなのかは分からないが、『悪魔城ドラキュラ Harmony of Despair』が半額の600MSPになっている。
興味あったけど1200はタケーなーと思ってた人はチャンス。
『悪魔城ドラキュラ Harmony of Despair』は、「『ドラキュラ』で4人co-opってヤダ何ソレーさげぽよー」とか思ってたら
予想以上に面白い逸品だったのだが、ある程度パーティプレイを楽しみ終わると、あとはレアアイテムを求めて同じボスに何度も挑む
ハック&スラッシュと化すので、その単調さをどうにかできないかと思う。
・PS3/PS VITA『真かまいたちの夜 11人目の訪問者』 12月17日発売
『真かまいたちの夜』は、まだとりあえず発表しただけだろうと思っていたら、いつの間にか発売日が12月17日に決定していた。これは買わねば。
公式サイトのおまけコンテンツである「ちょっとおかしなかまいたちの夜」は、タイトル通り、ちょっと面白いので、何気に楽しみにしている。
SFC版のフォントや、「終」への入り方を再現しているのが素晴らしい。
ただ、今回はすべて我孫子氏によるシナリオかと思っていたら、他にも作家が数名関わっているようだ。
まあ、さすがに『2』みたいなことにはならないだろう……。
・なぜかアジア版だけ微妙に発売日延期になっていた『DARK SOULS』が、ようやく発送された。
フタを開けてみれば北米版も欧州版もリージョンロックなしらしいので、見事に一番運の悪いものを引いてしまったようだ。
もうkonozamaを通り越してbuzamaだよ。10月終わるよ。
PLAY-ASIA.comだと、これを書いている現在ではまだ限定版の在庫が残っている。発売日延期によるキャンセルが相次いだのかもしれない。
限定版は、ゲームソフト以外に
・Game guide
・Special hardbound art book
・Original soundtrack
・Behind-the-scenes video
……が付いてて通常版と1,000円くらいしか違わないので、なんとなくオトク。
英語だとあまりにもゲームに支障が出るようだったらPS3の日本語版を買おうかとも思っていたが、
どうやら難易度がハンパないらしいので、2回もやる気にならないのではないかと不安に。
・難易度といえば、数年間寝かせていたDSの『サガ2 秘宝伝説』をやっとラスボスまで進めたのだが、
最終防衛システムがありえないくらい強化されてて、早くもクリアを諦めている。
勝つには、ここからさらに何時間もかけてザコ戦を繰り返して強化するだけなのでやる気も出ないし、そもそも最大HPの上がりにくいこと。
俺の見込みだと最低あと10回は「最大HPがアップ!」が出てもらわないと勝てないんだけども、
ラストダンジョンで1時間戦って1回も上がらないって、お前、俺をここであと何時間戦わせるつもりだよ。
レビューを書きながらプレイしていたのだが、ほめる点が全くなく、遊んでも、レビューを書いても、またそのレビューを誰かが読んでも、
誰も何も得られないのではないかと心配するほどにひどいリメイクなので、
このまま記憶から消してしまうのがベストではないだろうかと思い悩む今日この頃。
・・・
あー、『サガ2 秘宝伝説』のリメイクまだかなー!
[DS] [PS3] [Xbox360] | コメント (2)
2011年6月24日
DS『SIMPLE DSシリーズ Vol.42 THE 廃屋病棟 ~呪われた病院からの脱出~』レビュー
2008年作品。
半年前、4人の大学生がそれぞれ別の場所で不可解な死を遂げる。
被害者が皆、自宅で心臓をえぐられるという凄惨な殺人事件であった。
ジャーナリストである柏木 玲(かしわぎ れい)はこの事件の謎を追う過程で、
20年前に起こった「坂の上病院連続殺人事件」の資料を入手する。
大学生の凄惨な死と、坂の上病院連続殺人事件とのつながりとは?
真相を求め、柏木は廃屋となった病院跡地へ足を踏み入れる……。
DSで無性にホラーアドベンチャー的なものがやりたくなった時に調べてたら見つけたのがコレ。
シンプルシリーズのひとつなので「そんなに面白いわけがない」という先入観があったのだが、なかなかどうして。
この「なかなかどうして」っていう言い回し、なんかモヤモヤするよね。誰が考えたんだ。
■グラフィックがリアルでないことによる記号的な恐怖
「ホラーはリアルなグラフィックのほうが絶対怖い」という考えを持っていたのだが、そんな思考の壁にポコッと小さな穴を開けられた。
DSだし、そんなリアルなグラフィックは期待できないだろうと思っていたら、映画『リング』の貞子みたいに「顔が見えないほうが怖い」こともあるわけで。
このゲームにおける貞子みたいなキャラがいるのだが、「赤いワンピースに長髪を引きずる少女の霊」なんてのは、もうそれ自体がホラーの記号のようなもので、
近づいてくるだけで結構ドキドキ。そういう意味ではDSでホラーもアリかもなァ……と思わされた。
あと、半分くらい顔見えてるけど、これは思い切って見えなくして、鼻と口元だけ見せてたほうが怖かったかも。
■地味だけど結構怖い「隠れる」システム
ゲーム中、上で書いた貞子みたいなキャラが出現するときに「隠れる」という要素があるのだが、これがちょっと新しかった。
ロッカーの中に隠れて、内側から扉を押さえて音を立てずにジッとしてやり過ごす……という感じなのだが、プレイヤーに要求されるのは
「タッチペンで特定の場所をタッチしたまま "タッチペンを動かしてはならない" 」という操作。
ちょっとでも動かしたり、画面からペンを離してしまうと即ゲームオーバーに。
ドックンドックンという鼓動音が聞こえる中、上画面で確認できる、付近をさまよう霊。
下画面でタッチペンを押さえてるわけなのだが、下画面の画像が時々動くのがいやらしい。
まるで「あれ? タッチペン動かしちゃったかな?」と錯覚させるような。
「隠れる」という要素があったホラーゲームといえば『クロックタワー』だが、あれよりも「隠れてる時のドキドキ感」が強くて、いい感じ。
もしDS本体に振動機能があったらもっと面白かったかもしれん。
小さい丸の中をタッチペンで押さえて動かしちゃいけないんだけど、振動でちょっとずつズレていって慌てたりとか。
■アドベンチャーと3Dとタッチペンの親和性
「画面上に見えるものを調べていき、アイテムを入手する」という従来のアドベンチャーゲームのスタイルにタッチペンを加え、3Dにする。
これ自体は他のDSのゲームにもあったと思うが、個人的に「これはいいな」と思ったのは、タッチペンで360度視点をグルグルまわせることと、その視点移動のスピードが結構速いこと。
※他のゲームですでに採用されてて俺が知らないだけだったらゴメンチャイ。
「360度まわせる」という点で3Dにする必要・意味があるし、タッチペンのスライド速度によって視点移動速度も変わるので、
素早く後ろを見たり、ゆっくり見回したりといった操作の使い分けができる。
視界の隅になんか変なものが見えたな、と思ってタッチペンでクイッと視点を上にしたら霊とモロに視線が合って「うおっ」とビビッタことも。
ただ、棚と床の隙間にカギが落ちてることがあったのだが、これの発見が難易度高かった。
そもそも、タッチペンで調べたら何かが起きそうとは思えない箇所で、棚には戸がついているため、隙間を調べようとすると棚の戸を調べたことになることも。
せめてオープニングのあたりでチュートリアル的に「棚と床の隙間を調べたら何かを見つけた」みたいな事が1回でもあると、以後、そういった隙間に注意を払うようになると思うんだけども……。
それか、「しゃがむ」などの行動が欲しかった。
FPSの視点のように3D空間を自由に動き回って調べられるのではなく、棚をクリックしたらそこにカメラが寄っていくようなタイプなので、
クリックポイントがシビアな場所だと詰まりやすいという弱点はある。
■攻略メモ
・2周目のラスボスについて
「ワームに人面が現れたときに懐中電灯の明かりを当て続けるとダメージ」
↓
「何度か繰り返すとワームがイカダを飛び越え、鉄の棒が落ちてくる」
↓
「次に人面が出てきたときに、鉄の棒を装備して人面を叩く」
↓
クリア
……となるはずなのだが、いつまで経っても「イカダを飛び越える」が起きず、30分くらい延々と戦っていた。
「これは絶対おかしい」と思い、一度電源を切って再開した後、今度はカメラを装備した状態で同じことをしていると、イカダ飛び越えが発生。その後は無事にクリアできた。
たまたま起きたバグなのか、カメラ装備が条件だったのか……。
でも30分くらい戦ってたとき、「もしかしてカメラか?」と思って、カメラ装備にしてたときもあったのよね……。
今後プレイする人で、もし同じ症状が出たら、一度電源切ってから再開してカメラ装備で挑んでみて下され。
・懐中電灯を持っていないと最後の扉の向こうへ行けず、ラスボスと戦えない。
少年が出てくる部屋にある鏡の上の戸棚から入手しておくこと。
■総括
グラフィックパワーに頼らないホラーという意味では掘り出し物だった。
やや中だるみを感じさせる場所もあったが、廃屋となった病棟という舞台と殺人事件という魅力的な素材が持つ牽引力は、最後まで遊ばせるにはギリギリセーフ。
殺人事件の謎をもうちょっと、少しずつ明かされていくように散りばめていれば良かったんじゃないかとは思う。
寝る前に布団の中でちょっとずつ進めていって、腕が疲れたら寝るつもりで始めたゲームだったので、個人的には満足。
逆に、「一気にクリアするぞ!」と意気込んでやると、中盤でダレると思う。
殺人事件の謎で思い出したけど、坂の上病院の事件と大学生の事件のつながりは結局明かされない。
い、意味がわからねえ……。続編を仄めかすとかいうレベルじゃねーぞ。
でも、パッケージにはこう書いてある。
「亡者たちが徘徊する廃屋病棟に潜入し、連続殺人事件の真相に迫る!」

確かに、解明はしていないけど真相に迫りはしたな。
殺人事件にトリックはつきものだが、さしずめ本作は叙述トリックというところだろうか。
でも、パッケージ裏を見てみると……


ア、アウトー! しかもダウトー!
2011年6月11日
サントラが特典につく作品2つ
7/28に発売するDS『デビルサバイバー2』は伊藤賢治氏の作曲なのだが、その楽曲をアトラスのサウンドチームがアレンジしたスペシャルサントラが特典につくのだとか。"先着購入特典" らしいので、二次出荷以降はつかなそうな雰囲気。なお公式サイトでは、右下の「MUSIC」のところをクリックしてTRACK:02にすると、『ミンストレルソング』以降のイトケン節が一発で分かる曲が試聴できる。少しずつ曲追加されそうなので、時々覗いてみよう。
一方、6/16発売の3DS『ゼルダの伝説 時のオカリナ3D』にもサントラがつくらしく、やはりサントラつくと初動がだいぶ違うんかなぁと考えてしまう。こちらは期間限定だが、6/16~7/31までにソフトに同梱されているシリアルコードを入力すれば必ずもらえるようだ。『夢幻の砂時計』の時はダブつきすぎてワゴン速度がスゴかったが、その反省からか、今回はかなりの初動売り切り戦法に出た感じを受ける。
毎度のことではあるが、発売日にサントラをヤフオクに、ソフトを中古屋に流すだけで利益が出ることもあるだけに、純粋に欲しい人も転売に目を輝かせている人も、品薄と値上がりを天秤にかけての悩みどころだろうか。特に『時のオカリナ』のサントラはプレミアついてるからなァ……。
2011年2月 9日
DS「エルミナージュI&II DS REMIX コンプリートガイド」レビュー
PSPで『エルミナージュ3』が発売されるという話を掲示板で教えてもらうという、ファンにあるまじき情報の遅さを見せている俺ですが、PSPに『1』も移植されるらしい。4月28日発売とか。
どんだけDS←→PSP間をウロウロしてユーザーを弄べば気が済むんだよ! という気がしないでもないけど、あくまでDS版の移植で、追加要素はないのが救いか。
DS持ってないPSPユーザーにとっては嬉しいのかもしれん。
でもそれなら、DS版の『2』で追加された要素をPSP版にも適用できるダウンロードコンテンツ的なものを配信してくれんものか……。
PSP版が出るとしても追加要素がないのなら、わざわざ新たにそれ用の攻略本は出ないだろう。
出るとしても表紙に「PSP版にも対応!」とか「改訂版」とか書いて刷り直すだけじゃないだろうか……
……というわけで今のうちに、DS版『1』と『2』両方を1冊で攻略する「エルミナージュI&II DS REMIX コンプリートガイド」のレビューを。書きそびれてたんだコレ。
気付けば半年経っちまった……。
価格は2,200円(税抜)、全304ページ。
PSP版『2』の本がそこそこ売れたのか、今回はオールカラーページに。
PSP版『2』の本が256ページなので、「48ページ増やしただけで『1』と『2』両方全部入るのか?」と思ってしまうが、クエストリストに使われていた画面写真を一部カットして詰めたり、
1職業につき1ページ使っていた箇所を、3職業1ページくらいに圧縮してページを作っている。
そのせいで職業ごとの全身図が見えなくなったり、絵が小さくなったりはしているが、よほどの設定資料マニアでない限りは大して気にならないだろう。
『2』の攻略部分は基本的に使い回し。
だが、画面写真を全てDS版に差し替えていることや、DS版とPSP版の画面比率の違いから、以前のレイアウトのままでは通用せずに微妙な苦労が発生したのが垣間見える。
モンスターページは『1』『2』の共通となっており、片方の作品にしか登場しないものには「I」「II」と記載されている。
PSP版『2』の本にあったコラム「エルミナージュの舞台裏」は消滅。
その代わりに今回は開発ディレクターである小宮山大介氏のインタビューが8ページ掲載。
相当過酷な環境で作られたことが分かったり、イラストレーターへはどういう方法で発注を行っているのか……などが明かされていて、面白い。

インタビューを受けるディレクターも大変だ

イラストレーターも大変だ
PSP版『2』の本で言われていた不満点はほぼ解消し、攻略本としては完璧な部類。
定価の高さは出版事情的に現在どうしようもないし、純粋に「クリアできればそれでいい」人にとってはwikiで事足りる点も変わらない。
ただ、今回は『1』『2』両方載ってるので、1作あたり1,100円と考えればコストパフォーマンスはイイ。
でも今は、たとえ1,100円でも攻略本を買う人のほうが珍しいんだろうなぁ……。
とにかく『1』の攻略データが欲しくてたまらなかった人にとっては念願の本。
PS2版発売の頃は本が出ることすら絶望的なマイナーゲームだったが……というかまだマイナーではあると思うが、シリーズが確実に成長しているのは嬉しい。
『世界樹の迷宮』以降、ウィズ系に独自のアレンジを加えたものが復権・乱立してきているので、どこを保持してどこを変えるか、他作品との差別化をどうするかが
今後の生き残り戦争の明暗を分けそうだが、とりあえずPSP版では「パーティメンバーの画像をいじれる」というのが一番の特徴になるんだろうか。
今度の『3』はステータス画面で表示される全身画像もいじれるようなので、発売までに江頭2:50と柳沢慎吾の全身画像を探してトリミングしておかないと……。
2011年2月 7日
DS『逆転検事2』レビュー
まさか続編が作られることになるとは思わなかったが、聞きかじった話だと前作は発売初日の時点で12万本は売れていたらしいので、
このゲーム不況の中、10万越えするコンテンツがあるのなら、続編の制作にGOサインを出すのは当然の事なのかもしれない。
……と、そんな風に冷めた目で見ていたのだが、本作はそんな思いを良い意味で裏切ってくれた。
■無駄のない全5話
前作とは異なり、各話で起こる事件はちゃんと単体で一応の解決を見せ、1話ごとにとりあえずの達成感を出している。
それでいて各話のエピソードは単体だけでなく、最終話に向けた大いなる伏線となっているのは見事。
最終話に、1話からの他の事件が収束する形はこれまでの『逆転』シリーズでもよく使われている手法だが、今作は最終話までの事件と登場人物、本当に「全て」が収束する。
無駄なエピソードがない。
無駄な登場人物が居ない。
主要登場人物の全員に見せ場がある。
これだけのストーリーを作るのは大変だったと思うが、その苦労は確実に実っている。
唯一、苦言を呈すならば……第1話の中盤までと最終話の最後の追い込みに若干の物足りなさを感じた。
最後の追い込みに関しては前作がしつこすぎた反省もあるのかもしれないが、第1話の中盤までは正直「これはひどい」という感想だった。
第1話は大統領の狙撃事件なのだが、捜査始まってすぐに事件現場のゴミ箱から発見したウエストポーチの中から早速拳銃が出てきて「オイオイ」と思ってたら、
ミツルギが「プロの暗殺者の犯行なのだろうか?」とか言い出した時は「『2』もダメかもしれん……」と本気で青ざめた。
そこからは別人が作ったような完成度になっていったのでホッとしたが……。
細部を突っつけば、アラはある。
『逆転』シリーズ特有のムチャな設定を理解していても納得しがたい点や、ゲーム特有のご都合主義的なところ。
そのへんには、あえて目を瞑ろう。それらの事から生まれる不満感よりも、全体での満足感が上回ったから。
■"中だるみ" の第3話
個人的に『逆転』シリーズで毎回感じているジンクスが、第3話の "中だるみ" だ。
トノサマンやサーカス団といったものが出てきて、見た目は派手で楽しげだが、いわば話の本筋とは無関係な寄り道をしているように感じられてしまっていた。
「名探偵コナン」で黒の組織が出てきたと思ったら、次の話ではまた日常の事件に戻って「あー、また普通の事件かよ……」みたいな感じに似ている。
ドラマ的な殺人事件ではなく、登場人物たちの日常に起きた非日常という意味での殺人事件を描くことで世界観の補助的役割を果たすのが第3話だったと言える。
今作も、第3話はイヤな予感満載で始まる。歌って踊れるパティシエ絡みの事件。子供たちに人気の番組。わざわざ主題歌ぽいものまで作ってある。
俺はそんなもの求めてない感がフツフツと沸いてきたが、今回の第3話はミツルギの父である御剣 信が18年前に担当した "最後の事件" が絡んでくる。
現代と18年前に酷似した2つの事件が起こり、回想を挟んで交互に話が進んでいく。
この仕掛けのおかげで話の先が気になり、第3話のジンクスは打ち破られた。
■キャラクター
『逆転検事』だけでなく、過去の『逆転裁判』シリーズで馴染みのある懐かしいキャラが今回も色々と登場するが、前作と違い、ちゃんと「分かる人は分かればいい」作りになっている。
ただ、オバチャンが登場しなかったのは逆に驚いた。
■主人公・ミツルギの成長
前作でのミツルギは、あくまで外伝作品としての "一応の" 主人公役を担っている感じだった。
しかし今作では大きな決断を迫られる場面で、検事という職を越えた、キャラクターとしての魅力を発揮する。
今作で完全にミツルギは「主人公」になった。
■システム面
ハッキリ言うと、前作から何も変わっていない。
キャラクターの移動の必要性や「調べる」が画面右下にあってタッチペン的に不便など、前作のレビューで指摘した点も、そのまま。
法廷ではなく事件現場で話を聞いている時に「異議あり!」と言う違和感も健在。この辺りはもう変えようがないという諦めムードも感じる。
"ロジックチェス" という新要素があるが、やってることは「ゆさぶる」「つきつける」と大して変わらない。
「正解を見つけるのが難しい、時間制限アリ選択問題」みたいなもので、解いてる感も達成感もない。
ロジックチェスについては「新しい要素ですよー」というポーズにしか見えないのが残念だった。
■まとめ
前作での反省点をひとつひとつ直していった努力家の続編。
システム的にもキャラクター的にも斬新なものは何一つないが、ストーリー作りと構成に全てを賭けている。
ミツルギやメイの、狩魔 豪の呪縛からの脱却。
ミツルギとイトノコの繋がり。
ミツルギの父の無念。
これらは『逆転裁判』シリーズもプレイしているかしてないかでは相当印象が違うと思うので、やはり前作だけでなく『逆転裁判』シリーズのほうもプレイしているファン向けだろう。
テーマは「親子の絆」。
「父の影響を受け、良くも悪くも、その影響が及ぼすものと戦う子供」を描いている。
イトノコ以外の主要登場人物ほぼ全員に、親子の絆や師弟関係を示すシーンが盛り込められている。
もちろん狙って作ったのだろうが、ここまで盛り込むのは大変だったはずだ。
『逆転裁判4』では当時話題になっていた裁判員制度が結末に関わっていたが、今回は "冤罪" によって苦しんだ人と、真相が明らかになったとしても戻ってこない時間……
果たして "法" とは必ずしも正しいのか? といった部分への問いかけにもなっている。
この辺りはタイムリーではないが、社会風刺を交えたもうひとつのテーマといったところだろう。
昔のマンガ・ドラマ・映画・ゲームといったものには必ず、その作品のストーリーとは直接関係しない「隠されたテーマ」が作られていた。
最近は面白さや興味を惹きつけることが優先され、そういったものは感じ取れない作品が多いが、『逆転検事2』は、多くの殺人事件を解決していくミツルギ検事と、
その仲間たちの成長物語に乗せて、様々な形の親子の絆というテーマを見事に描ききった。
同時に、"法" が抱える問題と、その番人でもある「検事」という職業の苦悩とやり甲斐も伝える、前作からは見違えるほどの成長を遂げた名作だ。
エンディングスタッフロールを見る限りでは巧氏は関わっていないようなので、今作の完成度を以って、
ようやく『逆転検事』シリーズは産みの親である巧氏から親離れできた印象を受けた。
でも「『3』なんて作ったら蛇足になるだろこれ……」という完成度なので、これで『逆転』シリーズは幕引きかなーとも思うが、
これで終わるなんて「アマいな!」と……ロウ捜査官なら、そう言うのかもしれない。
2011年1月 8日
『サガ3 時空の覇者 Shadow or Light』サントラ試聴
正月明けの発売だったこともあってか、世間的にも「いつの間にか発売されてた」感が拭えない、DS『サガ3 時空の覇者 Shadow or Light』。
そのサントラが12日に発売されるということで、試聴可能な公式サイトがオープンされている。(※ヘッドホンかイヤホンで聴くことをオススメ)
『2』リメイクの時にも全曲試聴できる公式サイトが作られていたのだが、マイフェイバリットゲーム作曲家である伊藤賢治氏(以下、イトケン)の手によるアレンジだったにも関わらず「やはりあれはゲームボーイの音色ゆえの感動だったのかなあ」と、正直ちょっとガッカリした覚えがあった。
今回はゲームボーイ版の『3』のほとんどの曲を手がけた笹井隆司氏と、『3』には関わっていなかったイトケンによる新曲をプラス(他曲のアレンジも担当)という体制らしいのだが、全体的に、ゲームボーイ時代に表現しにくかったドラムの音を前面に出している印象を受けた。ところどころ『ルドラの秘宝』テイストが漂うドラムがあるので、明らかに笹井氏の仕業と思われる箇所も分かって感慨深いものも。その一方で「09. パイルアップ・スタック」「13. 狂気」の、妙にヒーローものっぽい音の使い方を聴くと「絶対イトケンだろこれ……」って感じで楽しめる。
以下、気になった曲の、試聴で聴ける部分だけの簡易レビュー。
03. 戦!
元々は地味で冴えない印象だった通常戦闘曲だが、ドラムの力を借りてスピード感アップ。
試聴で聴けない部分では新規追加フレーズもあるようで、一気に評価が変わりそうな予感。
もう、かなり『ルドラ』臭いけど、笹井ファンにとっては望むところ。
04. Eat the meat
戦闘終了後のファンファーレ曲。
ちょっとドラムが1人で興奮しすぎている印象も受け、「ドラマー目立ちすぎ」の動画を思い出した。
どう聴いても、戦闘後に肉を拾って「誰に食わせて変身させるかな~」という雰囲気じゃない。
途中に合いの手で「レツゴー!」とか聴こえてきそう。
06. 未来への旅立ち
個人的にFF3の「悠久の風」と並んでRPG最強クラスと思っているフィールド音楽。
昔はメインメロディーと思っていた部分が裏メロディーに振り分けられていて、「あー、そうか、こうだったんだ」と戸惑った。
GBAの『新約 聖剣伝説』のサントラ聴いた時も思ったけど、当時の曲は音数が少なすぎたことと、音色自体も似ていたため、本来は伴奏やベースにあたる部分のメロディーのはっちゃけ具合もメインメロディーの一部に聴こえて、それが一層名曲に感じさせていたんだなあと気付いた。
16. 異次元のテーマ
20. ステスロス
サガファンなら最も気になるであろう、『3』における名曲ツートップ。
ステスロスは順当な感じなのだが、「異次元のテーマ」の方はメインメロディー部分の音色が弱く感じた。
ゲームボーイ音色の、あの低音が耳に来る滲んだ感じがないというか。
22. 神戦
ラスボス戦の曲。ギターも入ってきて、パワー的な迫力に欠けていた原曲越えを果たした印象。
でも「23. 真・神戦」ってのがあるから「あれ? こんなのあったっけ……」と思って聴いてみたら、YOSHIKIが覚醒したみたいになっててフイタ。
このサントラ視聴サイト自体、この23曲目を聴かせたいためだけに作っただろと疑うレベル。
この曲フルで聴いてみたいがためにこのサントラ買ってしまいそうだ。
「真・神戦ってことは、リメイク版ではラスボスが原作に無かった変身とかするんかなぁ……」と、
どうせすぐに爆安になるだろうと思って気に留めていなかったゲームのほうまでやりたくなってくる。見事だ。たった1曲で、この宣伝効果……!
それはそうと、1月1日にサ・ガ バトル楽曲集という、シリーズのバトル曲だけを集めたCDもヒッソリと発売されている。
シリーズファンには鉄板の名曲ばかりなので今更感に満ちているが、シリーズ未経験者にとっては良い入門CDだろう。
Amazonレビューにもあるように、アンリミテッドサガの通常戦闘曲が入ってないのは不思議でしょうがないけど。
あー、これを機に笹井サウンドの評価が高まって『ルドラの秘宝』リメイクの動きとか出てくれないかなー チラッ チラッ
2010年10月17日
DS『東京トワイライトバスターズ ~禁断の生贄帝都地獄変~』発売

買ったよ買ったよ
もう3日経っちゃったけど、ついに発売を迎えた、DS『東京トワイライトバスターズ~禁断の生贄帝都地獄変~』。
B級真っ青のサブタイトルも、あのまんまでやって来たぞ。
気になるAmazonオリジナルの特典小冊子は、ホントにおまけレベルの代物。
オールカラーで紙は厚め。パンフレットっぽくて良い感じ……なのだが、なにぶん6ページという。
それでも、仲間になるキャラクターのステータス一覧や、序盤のマップ(アイテム位置記載)は、無いよりは役に立つはず。

こんなカンジ
ゲームのほうは、まだチビチビとやってるところだけど、今のところ、タッチペンでの位置指定ができるようになった以外は本当にビックリするほど98版の雰囲気そのまんま。98版よりは全体的にテンポ良く感じる。ただ、元々結構ムズいゲームなので、果たして万人が普通に最後までいけるようになっているかどうか……。
攻略ページ作りたいけど、アイテム入手先などを完全チェックしていったりすると大変なゲームでもあるので、ちょっと個人が趣味でカバーできる範囲ではないかもしれない……まあ、とりあえずクリアしてから考えよう。エルミナージュの流れで、これもどっかが攻略本作ってくれたら、それはそれは素晴らしいことなのだが……。
しかし、もう何度も言ってる気がするけど、よくこの企画通った、いや通してくれたよ。どんなプレゼンしたんだマジで。発売できたという事実だけで、ここ数年で最もゲームメーカーの漢気を見たソフト。だって普通に考えて採算とれないでしょコレ。次は『妖撃隊』とか仕掛けてきそうで怖い。
でも、もしこのソフトが大黒字とまでいかなくとも、初期出荷完売くらいまでいったならば……個人的にもうダメだろうと思っている日本のゲーム業界の未来は、ほんの少しだけ明るい……のかもしれないぜ。
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2010年9月22日DS『東京トワイライトバスターズ』続・定点観測
2010年8月10日DS『東京トワイライトバスターズ』予約開始
2010年7月28日DS『東京トワイライトバスターズ』定点観測
2009年12月11日東京トワイライトバスターズはどうなった
2008年10月11日東京トワイライトバスターズが復刻
2010年9月22日
DS『東京トワイライトバスターズ』続・定点観測
発売日まで1か月を切り、微妙に変化を続けてた公式サイトの作りも固まった印象。
で、今回気付いた新情報としては『エルミナージュII』の時と同じくAmazon限定の小冊子が付くらしいということ。
見た感じ、序盤~中盤の攻略ガイドブック的なものだろうか……?
しかし、単にこのメーカーとAmazonとの結びつきが強いのか、「どうせ小売はクソマイナー作品は仕入れてくれないだろうからAmazon優遇しまくってくれるわーッ!」という対小売店への宣戦布告の狼煙なのか……。
発売日が近いものの中では最も期待してるゲームなんで、イチオシ情報でした。
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2010年8月10日DS『東京トワイライトバスターズ』予約開始
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2008年10月11日東京トワイライトバスターズが復刻
2010年8月10日
DS『東京トワイライトバスターズ』予約開始
ついに来たっ……予約開始……! 神速で予約ズサー
出るのか出ないのかよくわからん状況が続いたけど、ようやく発売されそうだ。
10月14日が待ち遠しいぜ……。
調べてみたら、すでにDS版のトレーラー動画があったらしい。いつの間に……。
左がPC98版、右がDS版のオープニング。
ニコニコ動画のアカウント持ってる人は直接飛んで大きい画面でドウゾ。
これ見る限りでは、ホントにスゲー忠実な移植に見える。
昔のゲームのリメイクって大抵、時代の流行りに合わせて絵柄の変更くらいはするモンだけど、動画や公式サイトに載ってる画面写真見ると、絵柄も忠実に再現してる。かなり珍しいケース。マジでよくやった、スターフィッシュ!
やったことない人は、↓のPC98版のプレイ動画などを。
嗚呼、FM音源は暗い低音鳴らせたらマジたまんねえぜ……。
カンタンに説明すると大正時代を舞台にしたホラーアドベンチャーなんだけど、その独特の雰囲気作りが死ぬほど上手かった。リアルタイムモードでは実際にキャラを動かして、部屋の中を動き回る様子を見ることができる……って言うと今では大して珍しくないけど、当時はスゴかったんだぜ。『プリンス・オブ・ペルシャ』ばりの緻密なドット絵がヌルヌル動きやがるんだ。思わず「クソッ、そんな必要あるのかよ! 最高だ馬鹿野郎!」と興奮したものだった。
まあそんなオッサンの戯言は置いといて、純粋に大正ホラー探索アドベンチャーと聞いてYOUの妖怪アンテナに何かビビッとクるものがあったらゼヒやってみて下さい。良い意味で古臭さ全開だと思います。
発売後、レビューも書きますよー……って言いながらまだ書いてないゲームがゴロゴロあることに気付いた。クリアもして、だいたい書き終わってる『暗闇の果てで君を待つ』とか『SIMPLE DSシリーズ Vol.42 THE 廃屋病棟 ~呪われた病院からの脱出~』とか。うーむ、去年から寝かせてあるのでそろそろ腐る頃だな……イカン。
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2010年7月28日DS『東京トワイライトバスターズ』定点観測
2009年12月11日東京トワイライトバスターズはどうなった
2008年10月11日東京トワイライトバスターズが復刻
2010年7月28日
DS『東京トワイライトバスターズ』定点観測
当ブログでも過去に何度か話題にしているDS版『東京トワイライトバスターズ』。
俺は割とマメに公式サイトをチェックしているという暇人なのだが、先日見た時は「2010年夏予定」。しかし昨日見てみたら「2010年10月14日」に。オイ、信じていいのか。日付まで宣言しちゃってるけど、いいのか。2008年の10月に初めて発表があって以来、延びに延びたけど今度こそ出るのか。

公式サイト上部より
昨年の12月にサンソフトが日本テレネットの版権を取得したことで「東京トワイライトバスターズはどうなるんかな……いつの間にか公式サイト消えてたりするんかな……」と漠然とした不安を抱えていたが、これはプロジェクトがちゃんと動いていると見ていい……だろう! メーカーのスターフィッシュ・エスディは最近『エルミナージュ』で稼いでるだろうし、頼む、その儲けを東京トワイライトバスターズのクオリティアップに注ぎ込んでくれ!
あー、大正時代を舞台にしたゲーム特集とか見てみてぇ。『サクラ大戦』と『らいむいろ戦奇譚』と『カルタグラ』と『デビルサマナー 葛城ライドウ』と『大正もののけ異聞録』と『御神楽少女探偵団』しか思いつかないけど……って、結構あるな。詳しく調べればもっとあるんかな。
5pb.あたりが『カルタグラ』の権利を取得してXbox360でCERO Zで発売してくれんかなァ。元エロゲだけどサイコミステリーでオモロイらしいんだよ! KIDがPS2に移植したけど、そのKIDも、もう……。
あと先日お伝えした『エルミナージュI & II』の本は、早速入手。
まだレビューどころか、読みながら俺が「へぇー、次ここ行けばラクだったんだ」とか超ライトユーザー発言してるところ。死と隣り合わせというか実際に頻繁に全滅するほど強い敵が出るダンジョンに黙々と潜っては戦利品を持ち帰って鑑定して一喜一憂して馬小屋で寝てセーブという、劣悪環境で働く炭鉱夫みたいな生活してたけど、やっとマジメにクエストとかクリアし始めた。
ロマサガでも、もうちょっと「ここクリアしたら次はこれか、あれか……」くらいの指針はあっただろうと思うのだが、エルミナージュは最初からクライマックスすぎ。ロマサガが投げっぱなしジャーマンなら、エルミナージュはジャイアントスイングだよ。マジオススメ。
■関連記事
2009年12月11日東京トワイライトバスターズはどうなった
2008年10月11日東京トワイライトバスターズが復刻
2010年7月22日
灼熱地獄で抱きしめて
もう22日って嘘だろ……?
それはそうと暑すぎてもうダメ。おかしい。熊本より明らかに暑い。太陽の攻撃力高い。そりゃロウで作った翼とか無理に決まってんだろイカロス。鉄で作れ鉄で。なんでよりによってロウなんだよ。誘い受けか。
あと、6月末くらいから完全に夏バテ。
よく「夏バテ対策にはスタミナつく食事だよ!」とか言って肉とかウナギとかオススメしてるけど、先日、珍しく肉食べたら数時間で吐いた。胃腸が両手でペケ作って首を横にブンブン振ってる。ポカリスエットと豆腐が栄養源。明らかに病人。
そもそも今月はアタマから『エルミナージュII DS REMIX』について書こうと思ったのに、まるっきり進んでねぇ。前作からパスワードでキャラ転生的なことができるから、これまた中途半端なとこで止まってる『1』を先にやるべきじゃないのか……とか思ってたら、なぜか久々にドラクエ9起動。半年以上空けるとこれがまた新鮮で。でも宝の地図の巡り合わせが悪くて、いまだにスーパースターが作れません。
・スーパースター転職条件:火ふき芸でクラウンヘッドにとどめをさす
そのクラウンヘッドという敵が全然出てこねぇんだよ! なんとかしてくれよ堀井雄二! メタルキングも出てこないから、はぐれメタルだけで全員もうLv70になってるんだよこっちは!
そんな愚痴は置いといて、『エルミナージュII DS REMIX』について書こうじゃないか。

ハッキリ言って1か月遅い記事だけど、無事、特典つきゲ~ット(クリムゾン風に)。
Amazonでの現在の販売分はもう特典なしになってて、しかも在庫なしっぽい。売れてるのか?
特典つきは転売業者が1万近い価格で売ってるみたいだけど、当ブログでは5月から告知してたので、このサイト見てるエルミナージャー(語呂悪い)の皆様は無事に確保できたかと思われます。

小冊子のほうは全15ページで、大ボス級モンスターをショートストーリー仕立てで紹介する内容。このゲームの世界観に興味ある人にとっては嬉しいブツかも。1モンスター1ページなので、個人的にはもっと濃く読みたい。モンスターによっては、ほとんどがカギカッコの会話文の応酬になってるのもあって、赤川次郎状態。ベニー松山を呼べ!
CDのほうは全8曲で、あくまでオマケといったカンジ。
タイトル曲や訓練所の曲、戦闘曲など『1』とカブッてるので、初代PS2版についてたサントラ持ってる人には有難味は薄いかも……と言っても、そっちも非売品だし、さらに入手困難だけど。
作曲は何気に崎元 仁。そろそろ『1』と『2』まとめて正式にサントラ作ったら売れるんじゃないの!
で、2日前にエルミナージュ I&II DS REMIX コンプリートガイドが発売になってる模様。
以前に「DS版の『1』と『2』を一緒にした攻略本出ないかなァ」とか言ってたらホントに出やがった! グッジョブ! でも、お値段2,520えん! たけえ! PSP版の攻略本よりたけえ! PSP版が256ページに対してこっちは304ページ……てことは、まあ仕方ないのか。そもそもこれ、PS2版の発売から初めての『1』の攻略本でもあるわけで。畜生、これは買わざるを得ない。入手したらレビューします……。
2010年5月 8日
DS『エルミナージュII DS REMIX』7月1日発売予定
今日気付いたのだが、『エルミナージュII ~双生の女神と運命の大地~』が追加要素ありでDSに移植されるらしい。7月1日発売予定だそうな。ヤベー全然知らなかった。調べてみたら4月22日に発表済み。2週間遅れで情報を追いかけるファンがお送りします。
PSP版と比べて主な変更点は……
・DS版の『1』からデータ引き継ぎが可能
・フェイスロード機能は、DSiのカメラからしか撮り込めない様子……?
・追加ダンジョンと追加ボス、追加エピソード?
・戦闘時の行動順の任意指定
・逃走が各個バラバラではなくパーティごとに
・ワイヤレス通信によるアイテム受け渡し
……などなど。フェイスロード機能に関してはPSP版に劣ってる気もするが、その他はPSP版からの順当な進化といったところ。あと、PSP版で死ぬほどやり込んだ人的には「そんなー!」とか「も、もう1回やるのか……?」など、絶望が降り注ぐ。
個人的には、あの攻略本もチョコッと改定増補して「DS対応版」とかがまた出るのかどうか気になる。ディスガイアの本とか改訂版だけで何冊出てんだよってカンジだし、『バイオハザード5』の解体真書とかも、追加エピソードに対応しただけで改訂版
出してるからね! 出版業界もケツに火ィついてるから「汚い? ああ、褒め言葉だねッ!」くらい、平気でやってくる! DS版『1』の攻略と、DS版『2』で追加された部分ついてだけ載せてくれた本なら買うんだが……。
あと気になるのは、Amazonの商品ページにある「特典 小冊子付き」の文字。すべての商品に同梱されてるタイプならいいんだけど、数量限定とかAmazonだけとか今まで痛い目に遭ってきただけに、俺は予約した! 小冊子なんて実は大したことないモノかもしれないけど……手に入らなくなってから後悔するのは、もうたくさんなんだよッ!(雨の中、抱きしめる→道路に転がる傘→背伸びするハイヒール)
なお、開発の小宮山氏が綴る、エルミナージュの世界に関するブログも始まっている模様。
こういうページってファンにとっては貴重なんだけど、ある程度経ったら突然消えたりするから、各自で保存しておくのをオススメ。俺はPS2の浜田省吾のゲームの公式サイトが突然消えた時に深い悲しみに包まれたので……。
2009年12月18日
DS『暗闇の果てで君を待つ』インプレッション
先日、軽く血迷って『暗闇の果てで君を待つ』(※乙女ゲーです)を買ってしまった。
乙女ゲーには珍しいサスペンス系らしいということと、俺が大好きなRPG『ワイルドアームズ』の生みの親、金子彰史氏が独立して作った会社「ウィッチクラフト」の作品ということで
以前から気にはなっていたんだけど、予想以上に普通のサスペンスもののアドベンチャーとして楽しめている。
以下、公式サイトよりストーリー紹介。
学校行事の林間学校でハイキングの最中に体調を崩したあなた。
生徒会長の葵水央、幼なじみの桜葉克己、テニス部の穂波陽介と秋山朋、他校の風野太郎、教師の高坂貴彦、教育実習生の神子元直樹とともにバスでキャンプ地に戻ることになる。
しかし、途中で事故に遭い、気が付くとバスに乗っていたメンバーと一緒に見知らぬ廃校に閉じ込められていた。
そこには「仮面の死神」と名乗る者からの手紙があり、指令に従って廃校を脱出しなければ死が訪れると書かれていた……。
といった感じの導入で、廃校内で手に入るアイテムを駆使して脱出を目指すアドベンチャーゲーム。
ってオイ、これ『遺作』じゃねーか! 大好物だよ馬鹿野郎!
タッチペンを使ったアドベンチャーゲームとしては、操作がちょっとだけ面倒に感じた。
例えば新しい場所に移動した直後、すぐにタッチペンで怪しいところを探索……というわけにはいかず、まず画面右上の「行動」を選び、
周囲をタッチペンで探索するか、そこに居るキャラと会話するか、アイテムを使うか……などを決定する。
この辺り、インターフェイス的にもうちょい洗練できるはず。
探索は移動直後からすぐに直接タッチペン可能にして良いし、アイテム使用は画面下部にドックメニュー的なものを作ればアクセスが速い。
そこに居るキャラクターとの会話については、移動直後からキャラを表示しておき、キャラをタッチで会話、周囲を探索したい場合はマウスのドラッグのような操作でキャラにどいてもらうような作りもできたはず。
あとは……探索モードでどこか調べる度にBGMが停止してループの最初からになるのは疑問。
逆に言えば、このシステム面の2点以外には特にこれといった不満がなく、割とサクサク進める。
女性向けではあるけど、いわゆるボーイズラブ的なものは(二次エロ創作されそうな2人は居るけど)前面に出てこず、ちゃんとサスペンスしてて好感触。
こういうのはオチというか真相で評価が大きく左右されるので、現時点では期待と不安が半分半分なんだけども……とりあえずチマチマ進め中。
twitter風に言うと『暗闇の果てで君を待つ』なう(10分前)。イラッ
2009年12月11日
東京トワイライトバスターズはどうなった
なぜか江戸川乱歩の「孤島の鬼」が『東京トワイライトバスターズ』のシステムでゲーム化されてて、「神ゲーkitaaaa」とか1人で興奮してる夢を見た。別に最近読んだわけでもないし、なんでこんな夢を……。洞窟で真っ暗闇になるシーンが死ぬほど怖くて目が覚めた。原作知ってる人だけ分かってくれ。
ハッ、もしやこの夢は……停滞しているDSの『東京トワイライトバスターズ』に何かあったのではと公式サイト行ってみたら、TOPが新聞風のFLASHになってて、微妙に進んでた。さりげなく消えてたりしなくて良かった……。
元は今年の2月に発売予定だったはずだが、現時点では2009年秋発売予定になってる……けど、もう冬だし、さらに延びるんだろうなー。まあ慌てて出すようなものでもないし、じっくり完璧なものに仕上げてほしい。
……と、ここまで書いてから、サンソフトが日本テレネットの版権を取得した事を知ったんだけど、ウィキペディアによると……
2009年2月28日に発売されたコミック単行本夢幻戦士ヴァリスVol.2のコピーライト表示が「©STARFISH-SD」となっている。また、スターフィッシュよりニンテンドーDS向けソフト「東京トワイライトバスターズ」が、パソコン用に日本テレネットが発売した同タイトルソフトと同じロゴで発売される予定である。これらのことから、日本テレネット製ゲームソフトの版権がスターフィッシュに移管されていると推測される。
つ、つまりどういうことなんだ……。『東京トワイライトバスターズ』等、版権の一部はスターフィッシュが持ってて、サンソフトは今回それ以外を取得したということなのかしら。どうでもいいけどトワイライトバスターズは、ちゃんと出してくれよォーッ
2009年7月27日
DS『光の4戦士 -ファイナルファンタジー外伝-』について考える
発表時は「だからDSでポリゴンはー……」って口を酸っぱくして言いたくなるところだったんですけど、そんな意見を想定していたかのように、DSのカクカクポリゴンを逆に「味」と思わせるようなグラフィックにしてきているみたいですな。まさに逆転の発想! 千尋さんもきっとほめてくれる。
しかし吉田明彦氏の描くキャラは、とても『FFタクティクス』のキャラ描いてた人と同一人物とは思えないほどにデフォルメされてますけど、ここまでくると『セブンスドラゴン』に見える。『世界樹の迷宮』→『セブンスドラゴン』→『光の4戦士』←今ここ、みたいな。
でも俺は『ファイナルファンタジー外伝』って聞くと真っ先にゲームボーイの『聖剣伝説』が出てくるオッサンなので、「もしかして……ないとは思うけどもしかして……?」と、憧れの女の子が自分の下駄箱に手紙っぽいものを入れてるシーンを目撃してしまったかのように『もしかしてロマサガ4』に抱いてた淡い期待を打ち砕かれ、なおかつそれが聞いたこともない新作で、「それなら事前に意味ありげに「4」って何なんだよ新作ならいきなり発表しろよ焦らすようなことして私の心弄んでくれんじゃないわよ貴様のような男には娘はやれん!」てカンジで、どうしても認められない何かが! 単なる八つ当たりだよねこれ!
1つ不思議なのは、どうもFF1のリメイクというわけでもないみたいだし、でも「光の4戦士」っていうとFF1だし、それだと新作らしい新作っぽさがないし、このゲームの企画、どうやって通したんだろうという。
上層部「要は、FF3や4をDSで出したし、ここらでFF1をDSでリメイクってことなのかな?」
企画者「違います」
上層部「えっ」
企画者「『光の4戦士』というタイトルの完全新規作品です」
上層部「な、なるほど。FF1とは関係なく、たまたま『光の4戦士』という名前がカブッただけか」
企画者「いえ、サブタイトルは『ファイナルファンタジー外伝』です」
上層部「えっ」
企画者「FFですが、外伝です。タイトルは『光の4戦士』です」
上層部「ああ、FF1の主人公である光の4戦士たちのスピンオフ作品ってことかな?」
企画者「違います」
上層部「えっ」
みたいなやり取りが俺の脳内で行われてるんですけど。どういうことなのか未だによくわからない。
2009年7月20日
DQ9
ドラクエ9が予想以上に面白かったのでレビュー書こうとしたんですが、全然上手くまとまらなくて、結局はぐれメタル倒してました。メタルキングも多分居るんだろうけど、何処に居るんだかわからねえ……。
今回、仲間はルイーダの酒場で登録するドラクエ3形式なんですが、エメドラ好きとしてはこの人は外せない。

ファルナー! 俺だー! 結婚してくれー!
髪型にボブカットがあって良かった……。僧侶として終盤までパーティの守護神でした。ちなみに写真の装備は、見映えがする装備にしようと思って適当に選んでたら間違って装備してしまった呪い装備なので気にしないでくれ。
それとは全然関係ないんですけど、先日発売されたPSPの『Ys I・IIクロニクルズ』、おなじみ『II』のオープニング曲「TO MAKE THE END OF BATTLE」が、なんか、発売前のデモ版のバイオリンのアレとは変わってて、ギターバリバリになってる模様。ヤ、ヤベェ、これはカッコイイ。
『イースIIエターナル』の時のはドラムも貧弱でギターも迫力に欠けてて、正直、当時のファンが作ったMIDIのほうが断然デキが良かったくらいなんですけど、これは本家の本気を見た。これだよ、これが十数年前のプレイヤーの頭の中に流れてたんだ。
2009年6月17日
中途半端に遅い『逆転検事』レビュー
「あとで書こう、あとで……」と思ってたら1週間、2週間と時は経って、危うく忘れるところだったので、急いでまとめたよ『逆転検事』レビュー。
最近何書いても長々となっちゃうから、要点を簡潔に! と思ってたらやっぱり長くなったので適当に斜め読みしてね!
■システム上の欠点
・マップを移動しながら調べるとき、 "画面右下に「調べる」と出るかどうか" で調べられる箇所を判断すると思うのだが、
プレイヤーがタッチペンを持つ右手に「調べる」が遮られてしまうため、タッチペンを持つ手を画面下方にずらすか、やや左に倒して操作しなければいけない。
左利きの人にとっては何の問題もなさそうだが、「調べる」表示は画面上方に出すべきだったのでは。
さらに言えば、ミツルギたちが実際にマップ画面を移動する必要性は薄かったように思う。
もちろん、これがないと『逆転裁判』の探偵パートそのものになってしまうが……。
マップを昔ながらのアドベンチャーゲームのように2Dの1枚絵にする……と、ホントに旧世代の作りになってしまうし、
3D化して、主観視点でしゃがんだりホフク前進みたいな状態もできるようにして、本棚と床のスキマに落ちていた証拠品を発見する……などの要素があったら面白かったと思うけど、
DSで3Dはキツいしなァ……。
・これまでの『逆転裁判1~4』でもあったことだが、何が怪しいか「指摘したいこと」は分かっているのに、証拠品の組み合わせが正しくなかったり、
微妙に調べきれていないがゆえにミス扱いになることが多々あった。
いい加減、こういったことを防ぐ方法はなかったものだろうか?
これは別に「簡単にしろ」と言ってるわけではない。失敗にも納得が欲しいのだ。
「え、これでダメなの? なんで?」という状態が生まれるのは、やはりよろしくない。
■ストーリーについて
・1話完結型ではなく、全5話がストーリー全体に密接に関わっており、その話の中で起きた謎が、その話だけでは全て解明されない。
時間軸も前後しまくるため、3話、4話と進めていっても、今ひとつ進行度というか達成感が感じられない。
1話完結にして、一見関係ないように見えたいくつかの事件が最終話で一気に繋がりを見せたほうが良かった気がする。
たとえば『4』は全体で見ると壮大な話なのだが、ひとつひとつの話がそれ自体で一応完結しており、最終話で結実する。
しかし『逆転検事』では、ひとつの話が終わっても謎が残っていることが多く、釈然としないまま次の話に進まされている印象を受けた。
特に第1話の "ミツルギの背に銃を向けた人物" は結局誰なのか、その話の中で判明しないのはいただけなかった(第1話の中に登場しない人物である)。
あと、第1話で「ミツルギたちは被害者と繋がりが深すぎる」ということで「自分が事件を担当する」と言い出したユウキ検事だが、ミツルギたちよりもユウキ検事のほうが繋がり深くないか?
・主に最終話だが、「くっ、もう追い詰められそうな証拠がない……ここまでなのか……!?」→「待った!」→「お、お前は!?」→
→「アイツがくれたこのチャンスを絶対に生かす! 追い詰めてみせる! これが最後のチャンスだ!」といった展開が何度もありすぎて、プレイヤー側のテンションが上がりづらい。
「今度こそこれでラストか!」と思ってたらまだ続きがあった、ってのが繰り返されるため、息継ぎしようとしたらまた水中に顔を突っ込まれるような息苦しさを感じる。
ゲームのシナリオにおける「効果的かつ段階的な盛り上げ方」というのが全く考えられていない。
『逆転裁判』シリーズと比べると最も劣っていると感じた部分かもしれない。
『逆転裁判1~3』でも、こういう展開はあったが、「よ、よーし繋がった」的な安堵感があった。
……うーむ、何が違うのだろう。
■キャラクターについて
・ミツルギ
主人公は様々なハプニングとピンチに遭遇しなければならない! ……ので、本来のクールなキャラクターには似合わないような事件の巻き込まれ方をすることが多々あるが、
単にクールなだけではなく、元々少しユーモアがあるキャラだったので、成歩堂よりは理知的なカンジで、意外と違和感なく主人公としてゲームを進めることができた。
オバチャンの登場による慌てっぷりなどはもはやシリーズ名物だが、オバチャン以外にも、こういったシリーズファン向けのサービスは多く仕込まれており、
逆に仕込まれすぎてて、これが初めてプレイする『逆転』シリーズ、という人には理解できない要素が多すぎるんじゃないかな、という気はした。
「これは『逆転』ファン向けのゲームなんだから、そんなの当たり前じゃないか」と思う人もいるかもしれないが、開発側は雑誌のインタビューなどで
「『逆転』シリーズをやったことない人でも楽しめるように作った」と公言している。
たとえば『4』は、『1~3』を知らずともプレイできるし、知っていれば尚、楽しめる。
これは、『1~3』と『4』の繋がりを極力削り、前作の関連キャラなどが出てきても「知ってる人だけ分かればいい」作りになっているからだ。
しかし『逆転検事』では、いちいち「この人はどっかで見たような……」とかミツルギのモノローグが入ったり、個性強そうなキャラなのにチョイ役だったりで、
初めて遊ぶ人の中には「こいつが怪しい!」と本気で思う人もいるんじゃなかろーか……と余計な心配をしてしまうのであった。
・一条美雲
口が大きめにデザインされているせいか、よりマンガ的な親しみやすさがあり、久々に好感が持てるキャラだったように思う。
「ぬすみちゃん」の性能がチートすぎるけど。
事前に雑誌等で「怪盗」的な紹介がなされていたため、第2話のコノミチは美雲の変装かと思ってしまった。
だってキャラデザインが似てたんだもん……。
あと、笑った時の口が大きいことと、これまた微妙に似てるため、美雲は一条ではなく葛の娘なんじゃ? とも思ってしまった。
関係なかったみたいだが……。
・イトノコ
「イトノコだなあ」としか言えない活躍だったが、これはつまりイトノコというキャラを完璧に動かせていたということなのだろーか。
うーん、奥が深いぜイトノコ。
・ロウ捜査官
アクが強かった『逆転』シリーズのキャラと比較すると、これでも地味で個性が弱く感じるから不思議だ。
『4』の牙流検事もそうだったが、不利になった場合の表情やポーズがあまりデフォルメされないからではないだろうか?
そう考えると『3』のゴドー検事の個性は凄まじかった……。
■全体について
いわば『逆転裁判』の探偵パートオンリーにして、簡易的な裁判パートをくっつけたようなゲームシステムなので、スピンオフ作品とはいえ、『逆転』シリーズが進化しているとは言いがたい。
キャラクターの項でも書いたが、「『逆転』シリーズをやったことない人でも楽しめるように作った」とは言われているものの、
プレイしてみると、やっぱりシリーズファン向けの外伝ソフトという印象が強い。『逆転裁判』の持つ力に、相当もたれかかった作りになっている。
特に「異議あり!」は法廷だからこそ意味があるセリフなので、殺人現場の検証中に、現場で重要参考人や死体の第一発見者などに証言させて「異議あり!」とか言ってるのは
違和感がつきまとう。
今回はゲームの性質上、机を「バン!」と叩く動作がなかったが、あれは意外と『逆転裁判』のアツさを構成する大事な要素だったんだなとも感じさせられた。
『逆転裁判』では、探偵パートと法廷パートに分かれていて、探偵パートが終わった時点でその話の折り返し地点だというのが分かっていたので、
一息つくべき場所がなんとなく分かったのだが、本作ではどこが区切りなのかが分かりづらかった。
その話のクライマックスが終わりかけている時に「あ、これもしかしてクライマックスじゃね?」という感じ。
本作は巧氏が関わっていないとの事だが、『逆転』テイスト自体はよく研究されていると思う。
ただ、『逆転』シリーズの核の部分というか、形勢不利を「逆転」した時の「キター!」感が弱く感じた。
これはシリーズ名物でもある敵のリアクションが弱かったこともあるが、成歩堂とミツルギではキャラクターが違いすぎることも大きいように思う。
成歩堂がホントにピンチに陥った時、画面の右側からさりげなく助けてくれる時のミツルギがカッコ良すぎるため、やはり彼は脇役でこそ光るキャラな気もする……。
システム的に特筆するような部分がないため、あくまで外伝であり、続編のようなものは期待できないだろう。
『4』もそうだったが、『逆転』シリーズをこれからどういった方向で成長させていくか、今がまさに混迷の時であり、『逆転検事』は、その時間稼ぎとも言える。
巧氏による何らかの新作が作られていると嬉しいが……。
■ゲームのレビューをする、ということの価値
……つくづく思うのが、「これは良かった! オススメだよ!」というレビューでない限り、誰も得をしないということ。
強いて言えば「買うかどうか迷ってる人が買うのを辞める」手助けにしかならない。
「本当に心からオススメしたいと思えるゲームに出会えたときだけ書けばいいじゃん」と思われるかもしれないが、それだと開店休業状態になるのは目に見えている。
でも、「気になるゲーム」は次から次へと発売される。
それらを「お金を出してまで買って、時間を費やしてまでプレイする価値はあるのか?」と考えたとき、
やはり購入かスルーかの指針となるものは欲しいと思うのだ。
過去に、雑誌「ゲーム批評」で堀井雄二が
「人それぞれ感じ方が違うのだから、Aの人が面白いと感じても、Bの人には面白くないかもしれない。
また、その逆もあるわけで、ゲームを批評したり、ましてや点数をつけたりすることは全くの無意味」
みたいなことを遠まわしにやんわりと書いてて、
「さりげなく雑誌の存在そのものを否定されてるよゲーム批評!」って感じだったのだが、
昔は「そうは言っても、だいたいどんな感じのゲームなのかの目安にはなるだろう」と思ってたものの、最近は「そうかもなあ」と感じるようになった。
「人前で、政治と野球の話はするな」という言葉があるが、ある意味、ゲームもその1つになりつつあるような気がするのだ。
ラーメン好きな人って、今、地球上に存在する全種類のラーメンを食べたことがあったとしても、まだ自分の行ったことのない「隠れた名店」と聞くと、やっぱり行ってみたくなるらしい。
「しょうゆラーメン」と一口に言っても全国同じではなく微妙にそれぞれ違うように、ゲームで「RPG」「アクション」と言っても、味付け次第でいろんなものが生まれる。
ゲームのレビューというのは「ラーメン食べ歩きガイド」みたいなもので、全国を渡り歩いてありとあらゆるラーメンを食べつくした達人でも、
フラリと入ったコンビニで「まだこんなにあった! 隠れた名店100」みたいなタイトルの本を見かけたら、やっぱり、ちょっと読んでみたくなると思うのだ。
「その中にひとつでもアタリがあるなら、めっけもん」て感じで。
何を言いたかったか分からなくなってきたけど、えーと、要するに……ゲームのレビューというものに価値を見い出したいというか美味しいラーメンが食べたいというか……えーと……
俺がラーメンだ!
堀井雄二の言葉に「いや、それは間違っている」と堂々と言えるような答えは果たして見つかるのか。
俺は、それを日々、探している……。
2009年5月28日
DS3連発

いつの間にやら『逆転検事』の発売日なわけですが、まあ待て。これはクリアまでには時間かかるし、レビューはまだ先に……というわけで、ちょっと違うゲームの話をしようじゃないか。

『タクティクスレイヤー リティナガード戦記』。
タイトルやパッケージを見ても、昨今のDSラッシュの中では楽勝で埋もれそうな地味さなんですが、何気に制作は、開発会社ニンジャスタジオ、キャラクターデザイン:吉田 音という『降魔霊符伝イヅナ』コンビで、コスプレによってキャラのステータスが変化するシミュレーションRPGという、PCエンジンの『女神天国』ファンの皆様、大変長らくお待たせ致しましたといった感じの着せ替えパラダイスはドット絵マニアが陰腹を切って殿にオススメするレベル。拙者の天守閣も絶賛炎上中でして、「D3パブリッシャーだから、どうせ……」と思っていた人は残念でしたと言うしかないほどの良い意味で予想を裏切る良作っぷり。これ絶対品薄になるぞオイ! Amazonもう在庫ないけど!
とりあえず公式サイトの「スペシャルコンテンツ」のとこにある「ムービー」か、Amazonの商品紹介のとこにあるPVは見ておくべき。『どきどき魔女神判』の頃から思ってたけど、DSって結構セーフなんだァ……。揺れおる揺れおるフォフォフォ。PVすら見るの面倒なヤツラは、画素弱いケータイでアレだけど、これでも見てろ!


コスチュームによって習得スキルが変化し、例えばナース服だと回復系スキル。しばらくその状態で戦うとスキルをマスターし、ナース服を脱いでも使用できるという、『FF9』とか『ロストオデッセイ』のアクセサリースキル習得型。しかし習得可能数が決まっており、すべてのスキルを片っ端から習得させることはできず、キャラごとに取捨選択を迫られる。これは一見デメリットに見えるが、最終的に没個性になる全習得よりも役割分担を考えるとキャラを大事にできる仕様な気も。スキルはいつでも習得し直しができるので、そこまで深く考えなくてもいいかも。
あとAmazonのカスタマーレビューで「真ん中の剣持っている女性が主人公かと思えましたが男性なんですね。」とか書かれてて「えっ!? このセーラー服でスカートはいてるの男の子なの!? 着せ替えシミュレーションRPGだけでもお腹いっぱいなのに女装萌えまで盛り込むとかちょっと最前線突っ走りすぎじゃね!?」とか思ってたら、単に俺の文の読み違えでした。主人公は男で別に居て、剣持ってる女の子はヒロインみたいなもんです。あー、びっくりした。いい意味で。
とりあえずまだ序盤なので最終評価はワカランですが……この時点でこんなにソワソワさせてくれたゲームは数年ぶりだぜ!
あと、もうひとつ。
原作読んでる人以外にはオススメしませんが……『CLAYMORE ~銀眼の魔女~』も購入。

個人的に展開を楽しみにしてる数少ないマンガなんで、ゲーム化されたのが嬉しくて、デキ云々は置いといて即買い。横スクロール型の、『ドラキュラ』っぽい画面構成のアクションゲームなんですが、画面切り替わるごとに、ロムのゲームなのに「Now loading...」ワロス。一体何をそんなに頻繁に読み込んでるんだ……。
今んとこ、ナウローディング以外は可もなく不可もなくといった感じですが、原作を追うストーリーになってるので、後半、使える技が増えて面白くなるのかしら……? ゲームオリジナルエピソードもあるらしいので、クリア後に何かあるのかもしれません。
あと、スタート画面で主人公のクレア以外に「???」が2つありますが、公式サイトの情報によると、クリア後にテレサとミリアが使えるようです。あ、あれ、ヘレン様は……? 腕ぐるぐるどーんは?
2009年1月26日
『Sa・Ga2 秘宝伝説』がDSでリメイク
確か先週頃に発表されたことなんで今更ですが、『Sa・Ga 2 秘宝伝説』がDSでリメイクされるそうです。今年はサガシリーズ20周年で、なんか20周年記念サイトもできてます。まだシリーズを振り返るムービーしかありませんけど。嗚呼、やっぱり「とかす」とか得体がしれないよ、せんせい……。
『Sa・Ga 2』は、朝、学校行って友達と「どこまで進んだ!?」て感じで盛り上がってたピークの頃のゲームで、自力で発見できるギリギリのレベルのバグ技も多数あって、本当に何回も遊んだゲームだったなァ……。なんでゴミ箱クリックしたら秘宝が99個になったんだろう……あと、特に使いもしないのに、えちごやが「あくのそろばん」落とすまで粘ったりね!
唯一の懸念は、やはり3D化。
現在発表されてる画面写真を見る限り、DS版の『FF3』や『FF4』に似てる感じがするので、正直、良い予感はあんまりしません。というのも、別に3Dを毛嫌いしてるわけではなく、そもそもDSのハードスペックでフルポリゴンは苦しいと思うのです。しかも、頑張ってフルポリゴンにしたところで所詮はPS1と同等かそれ以下のポリゴンなので、見映えも良くありません。ゲームとして考えたら、スーファミレベルのドット絵で2Dにしたほうが絶対遊びやすくて見映えもいい。それでも3Dにしたいなら、いっそPS3クラスのハードで八頭身キャラで超美麗リメイクでもしてくれたほうが新鮮でいいんですけど、それだと金がかかるからやらないんだろうなァ……。ちなみに、商売だけで考えるなら『ロマサガ2』あたりを、操作系を少しプレイしやすく手を加えるだけでベタ移植でも売れると思う!
なんかもうDSでの3Dノウハウを蓄積するための実験としか思えませんけど、せっかく作るんなら、やはり良いものを作ってほしいなーと思います。3Dでもいいですけど、そのために動きがモッサリしたり、キーレスポンスの快適感が損なわれるようであれば問題外。あと、全盛期のイトケンによる名曲揃いのゲームでもあるので、音楽には期待してますけど、音源がDSだからなァ……『新約・聖剣伝説』みたいなことだけにはなりませんように!
なんだかゲームボーイの『Sa・Ga 2』にダッシュ機能つけるだけでいい気がしてきましたけど、でも多分発売されたら買っちゃうッ 悔しいッ ビクンビクンッ という私のような人間をターゲットにしてるんですよネ、きっと。畜生ッ、またもリメイク商法……
スクエニ、いまの あんたが いちばん みにくいぜ!
2008年10月21日
東京トワイライトバスターズが復刻
先週のファミ通を立ち読みしておりましたら、PC-98時代に堪能させてもらった古き良きアドベンチャーゲーム『東京トワイライトバスターズ』がニンテンドーDSで、まさかのリメイク。マジか。なぜ今。でもグッジョブ。目の付け所がシャープすぎて逆に全然話題にならないんじゃ……という危惧もあるけど、応援してます。コレ書いてる時点ではメーカーサイトにまだほとんど情報は載ってませんけど、2009年02月発売予定だそうです。
メーカーはスターフィッシュ・エスディ。最近では「『世界樹の迷宮』のヒットで『ウィザードリィ』系がキテる!」と思ったのか、元々『ウィザードリィ エンパイア』シリーズを出してるメーカーにも関わらずPS2でWIZ系ダンジョンRPG『エルミナージュ』なんてのを発売。コレ結構デキは良かったんですけど、操作系などの細かい部分で詰めが惜しかった作品でして、それでもやはりプレイした人の評判は良かったのか、11月にDS版も発売予定。ちょっとPS2版の発売から間が詰まりすぎてて、PS2版買った人にはプンスカな展開ですけど。最初からDSで出s
2006年9月16日
DS『ふたりはプリキュア マックスハート DANZEN! DSでプリキュア 力をあわせて大バトル!!』
前の宣言通り、ちゃんとコレ買ったから! 通販じゃなくて店頭で! 中古じゃなくて新品で!
買うと決めたらなかなか見つからないもので、何軒か探し回ってようやく発見。
しかし、レジに展示用のサンプルパッケージ持って行ったら長時間待たされた挙句、
「申し訳ありません、こちら品切れのようで……お取り寄せも可能ですがどうなさいますか」って聞いてくるんだけど、
後ろにもういっぱい人並んでて、そのプリキュアのパッケージ見られまくってるんで、今すぐ俺をこの場から解放してくれ。
その後、「なんで俺はこんなに必死に探し回ってるんだろう……」と思いながら店を巡ってようやく見つけ、店のオバチャンに不審な目で見られながらゲッツ。
万が一、「娘さんにですか?」などの会話を振られた時のために
「いや、姪が来てましてね……帰り際にプレゼントして驚かせてやろうと思いましてハハハ」などの脳内リハーサルもしていただけに肩透かしだぜ……。
さて内容の方は掲示板の江ノ島さんの前評判通り、今度は逆にカンタンすぎて「これでいいのかー!?」って感じではあったものの、ドット絵師はいい仕事してる。
でも、もうちょっと技を色々出せると面白かったかも。
GBA版の難易度を見てるだけに、もっと難しくても良いのでは ……と思ったけど、もしかして前2作が難しすぎると言われてこんな感じになったのか……? とも思ったり。
題材、プリキュアだしなァ。
パートナーが敵に吹っ飛ばされた時に受け止めると必殺技ゲージが増えるのは、互いに助け合うというプリキュアのテーマが反映されてて、イイ仕様。
今までのアクションゲームって、吹っ飛ばされて起き上がるまでの時間は見てるだけだったし、仲間が吹っ飛ばされても「チッ、使えねぇNPCだぜ」ってカンジだったからなぁ。
思わず「危ない、ホワイト!」って受け止めに行って「ありがとう!」ピュロリロリ~ン(ゲージUP音)
イヤッフゥー! みたいな。口に出してたら、ただのヤバい人だけど。
一度クリアするとルミナスが使えるようになるけど、まるで小ソニックブームを出しながら進むガイルみたいな強さで、ただでさえカンタンなこのゲームで無敵状態。
クリア後に使えるキャラなんだから、むしろルミナスを上級者キャラにして難易度上げた方が良かったのでは!
……と思ったけど、せっかく使えたと思ったら操作難しくて弱いってのも女児的にはアレなのかな……とも思ったり。
題材、プリキュアだしなァ。
あと、ミニゲーム「ふじPせんぱいをさがせ」のスコア93は自信あるんだけど、コレ100いくんだろうか……。
本編クリアしたのに「プリキュアてちょう」がコンプリートできてないんで、あとはミニゲームで高得点出すしか考えつかないけど、
「タコカフェでバイト」の「たいへんよくできました」のタコ焼き焼くのはムズすぎ。あれはパーフェクト無理。
しかし当ブログで初めて扱うDSのゲームがこのプリキュアなため、わざわざ新たに作ったDSカテゴリーのところも(1)であり、クリックされたらプリキュアしか出てこないので、
早く迷彩になるように他のDSのゲームもレビューせねば。
ちなみに最近気になってるのはこれ。ヤッベ面白そう。












