2011年10月11日
Wii「ファミコン&スーパーファミコン ドラゴンクエストI・II・III 公式ガイドブック」レビュー
オールカラー、320ページ。
完全に新規で作り直した本で、過去の『1』~『3』の公式ガイドブックからの流用などは一切なし。
あくまで「『1』~『3』の攻略本」というスタンスで、ファミコン版とスーパーファミコン版を別作品としては扱っていない。
掲載されている画面写真は基本的にスーパーファミコン版のものに統一され、ファミコン版と内容が異なる部分については、
その都度、注意書きがされている感じ。
特徴としては、ゾーマの容姿や神竜の存在といった、今までの公式ガイドではタブーとされていたものも堂々と掲載されている。
さすがに昔のゲームなので「もういいだろう」と時効を迎えた感じなのだろうか。ネットでちょっと探せばボロボロと出てくる情報を、
いつまでも「キミの目で確かめてくれ!」とか「このシルエットは……!?」とかやってる場合じゃないということに気付いたのかもしれない。
バラモスの最大HPや素早さなども載っており、バラモスやゾーマが1ターンに100HPずつ回復しているということにも、ちゃんと触れている。
今までのドラクエ攻略本では最もそういう部分に迫った本。
ただ、ラスボスであるシドーやゾーマ・神竜については、行動の特徴に留め、HPなどは未掲載。
「この期に及んで、まだ隠すかっ……!」と、脱ぎそうで脱がない元アイドル的な往生際の悪さを感じないでもないが、
せめてラスボス級の奴らのHPだけはベールに包んでいてあげようよということだろうか。
データ以外の部分では、やはり昔の本と比べるとイラスト成分が圧倒的に少ない。
町で起こる、ちょっとしたイベント紹介などにも小さくイラストが入っていると嬉しかったものだが、
武器・防具に関しても、実際にキャラクターが着た状態のイラストはなし。
プレイヤーの想像力を刺激するという部分においては、過去の攻略本より劣る。
特にドラクエシリーズは、ほとんど知られていないような公式イラストが多いので、そのあたりを完全収録してほしかった。
ビッグタイトルゆえに、今や攻略本を必要とすることもないであろうゲームなので、本を買う人は相当少なそうだが、
「懐かしさはあるけど、もうドラクエ1~3をやり直す時間も気力もないわ」という人が、
寝る前にフトンに潜り込みながらパラパラと読んで冒険した気になる分にはいい……かもしれない。
全ダンジョンマップが載っているので、迷路感覚で
「えーと、ここからスタートして……このへんでエンカウント! ちょっとダメージ受けたけど、この程度ならホイミはまだ要らんかな……。
ここと、ここの宝箱回収して……よし、そろそろボスだな。
全員にホイミ1回ずつ、戦士と勇者はベホイミも1回ずつ……あー早くベホマラー覚えてぇー。
そして祈りの指輪を何回か……まあ、まだ割れないだろ。
よし、戦闘突入……まずルカニかけて……多分失敗するから次のターンもルカニ……
バイキルトかけてフバーハかけて……ハイハイ、いてつく波動、いてつく波動。
もうメンドイから、あとはこのままゴリ押しで2~3ターンすれば……よし、倒したー!」
……というようなことを、みんなも攻略本眺めながら脳内シミュレーションしたりするよね?
え、しない? しない……の?
2011年8月27日
「電撃ガンパレード・マーチ」復刻

何気なくPlaystation Storeを見ていたら、プレミア攻略本「電撃ガンパレード・マーチ」の電子書籍版が配信されていて驚いた。
セーブデータもついているらしい。
なぜ今頃、という気もするが、『ガンパレード・マーチ』はゲームアーカイブスで配信されているので、そのダウンロード数が好調だったのかな。
「Play View」という、PS3・PSP用の電子書籍ビューワーがあることは知っていたが、今ひとつ活用されていない印象がある。
実際、「それは本当に便利なのか?」という気もするし、iPad等での電子書籍の普及が爆発的に進んでいるかと言われるとそうでもない現状では、まだまだ試験運用段階というところだろう。
「電撃ガンパレード・マーチ」は元々、電撃の通販サイトでしか売らなかった少部数の特殊な本なので必然的にプレミアがついてしまったが、この本に限らず、プレミア本の入手手段が増えるのはありがたい。今までは要望があって復刻しようにも印刷費がネックになり、欲しがる人の数と再発行コストを天秤にかけると元が取れずに実現しないケースが大半だったが、これなら元手もリスクも極めて低くいけるはず。PS陣営に限らず、全ハードで実現してほしい。何が言いたいかというと『ロマサガ3』の練磨の書、高すぎ。
ゲーム中に即読めて、知りたい情報の検索が素早くできることが絶対条件になるが、ゲーム機上で読める電子書籍は攻略本革命の可能性を秘めている。誤植があってもパッチで修正が可能だし、印刷費が浮くことや在庫を抱えずに済むことから、価格を大幅に安くできる。そして、閲覧をゲーム機上に絞ることで、コピーによる不法な拡散も防げる。ファイルをHDDから抜き出して、展開する手段を解析されてしまったらどうしようもないが……。さらに、作る手間を考えるとあまり想像したくはないが、技紹介のページなどは写真ではなく動画にしたり、マップも立体的に表示・閲覧が可能だろう。
過去に、『FF9』の攻略本がオンラインで無料配信されていたことがあった。
ダウンロードするのではなく、読むたびにデータを読み込んでいるから仕方ないと言えば仕方ないのだが、とにかく重かった。
後に配信が終了し、紙媒体で販売していたが、今思えば、あれは迫り来る攻略本氷河期に向けた、早すぎた実験だったのかもしれない。
攻略本衰退の一因でもある攻略wikiは、便利ではあるが、それがいつまでも残っているという保証はない。情報が間違っていることもある。
以前、infoseekの無料ホームページサービスが終了したことにより、多くの有用なゲーム攻略関連サイトが消滅してしまった。
ネット上のあらゆるサイトは、いつ消えるか分からない、非常に危うい状態で残っているものなのだということを肝に銘じておかなければいけない。
速報性を求めるなら攻略wiki。
正確な情報や設定資料、永久保存版としての電子攻略本。
価格を抑えることができれば、両者は棲み分けできるのではないかと思う。
先日、PS3とXbox360で『スト3』が配信され、ただでさえ未熟な俺は色々知りたかったのでALL ABOUT ストリートファイター3 THE FIGHTING BIBLEを注文したのだが、今見てみたら売り切れていた。旧作のリメイクに合わせて電子書籍版攻略本も販売すれば、それなりに需要はあるんじゃないかなァと感じる。
古いゲームの攻略情報は貴重。
今はググれば攻略サイトが出てきたとしても、そのサイトがずっとあるとは限らない。
過去作品の復刻・リメイクは小遣い稼ぎだと叩かれることも多いが、もし、こういった攻略本の復活チャンスにもなるのだとしたら、個人的には大歓迎だ。
[PS3] [PSP] [ゲーム攻略本] | コメント (0)
2011年2月 9日
DS「エルミナージュI&II DS REMIX コンプリートガイド」レビュー
PSPで『エルミナージュ3』が発売されるという話を掲示板で教えてもらうという、ファンにあるまじき情報の遅さを見せている俺ですが、PSPに『1』も移植されるらしい。4月28日発売とか。
どんだけDS←→PSP間をウロウロしてユーザーを弄べば気が済むんだよ! という気がしないでもないけど、あくまでDS版の移植で、追加要素はないのが救いか。
DS持ってないPSPユーザーにとっては嬉しいのかもしれん。
でもそれなら、DS版の『2』で追加された要素をPSP版にも適用できるダウンロードコンテンツ的なものを配信してくれんものか……。
PSP版が出るとしても追加要素がないのなら、わざわざ新たにそれ用の攻略本は出ないだろう。
出るとしても表紙に「PSP版にも対応!」とか「改訂版」とか書いて刷り直すだけじゃないだろうか……
……というわけで今のうちに、DS版『1』と『2』両方を1冊で攻略する「エルミナージュI&II DS REMIX コンプリートガイド」のレビューを。書きそびれてたんだコレ。
気付けば半年経っちまった……。
価格は2,200円(税抜)、全304ページ。
PSP版『2』の本がそこそこ売れたのか、今回はオールカラーページに。
PSP版『2』の本が256ページなので、「48ページ増やしただけで『1』と『2』両方全部入るのか?」と思ってしまうが、クエストリストに使われていた画面写真を一部カットして詰めたり、
1職業につき1ページ使っていた箇所を、3職業1ページくらいに圧縮してページを作っている。
そのせいで職業ごとの全身図が見えなくなったり、絵が小さくなったりはしているが、よほどの設定資料マニアでない限りは大して気にならないだろう。
『2』の攻略部分は基本的に使い回し。
だが、画面写真を全てDS版に差し替えていることや、DS版とPSP版の画面比率の違いから、以前のレイアウトのままでは通用せずに微妙な苦労が発生したのが垣間見える。
モンスターページは『1』『2』の共通となっており、片方の作品にしか登場しないものには「I」「II」と記載されている。
PSP版『2』の本にあったコラム「エルミナージュの舞台裏」は消滅。
その代わりに今回は開発ディレクターである小宮山大介氏のインタビューが8ページ掲載。
相当過酷な環境で作られたことが分かったり、イラストレーターへはどういう方法で発注を行っているのか……などが明かされていて、面白い。

インタビューを受けるディレクターも大変だ

イラストレーターも大変だ
PSP版『2』の本で言われていた不満点はほぼ解消し、攻略本としては完璧な部類。
定価の高さは出版事情的に現在どうしようもないし、純粋に「クリアできればそれでいい」人にとってはwikiで事足りる点も変わらない。
ただ、今回は『1』『2』両方載ってるので、1作あたり1,100円と考えればコストパフォーマンスはイイ。
でも今は、たとえ1,100円でも攻略本を買う人のほうが珍しいんだろうなぁ……。
とにかく『1』の攻略データが欲しくてたまらなかった人にとっては念願の本。
PS2版発売の頃は本が出ることすら絶望的なマイナーゲームだったが……というかまだマイナーではあると思うが、シリーズが確実に成長しているのは嬉しい。
『世界樹の迷宮』以降、ウィズ系に独自のアレンジを加えたものが復権・乱立してきているので、どこを保持してどこを変えるか、他作品との差別化をどうするかが
今後の生き残り戦争の明暗を分けそうだが、とりあえずPSP版では「パーティメンバーの画像をいじれる」というのが一番の特徴になるんだろうか。
今度の『3』はステータス画面で表示される全身画像もいじれるようなので、発売までに江頭2:50と柳沢慎吾の全身画像を探してトリミングしておかないと……。
2010年7月22日
灼熱地獄で抱きしめて
もう22日って嘘だろ……?
それはそうと暑すぎてもうダメ。おかしい。熊本より明らかに暑い。太陽の攻撃力高い。そりゃロウで作った翼とか無理に決まってんだろイカロス。鉄で作れ鉄で。なんでよりによってロウなんだよ。誘い受けか。
あと、6月末くらいから完全に夏バテ。
よく「夏バテ対策にはスタミナつく食事だよ!」とか言って肉とかウナギとかオススメしてるけど、先日、珍しく肉食べたら数時間で吐いた。胃腸が両手でペケ作って首を横にブンブン振ってる。ポカリスエットと豆腐が栄養源。明らかに病人。
そもそも今月はアタマから『エルミナージュII DS REMIX』について書こうと思ったのに、まるっきり進んでねぇ。前作からパスワードでキャラ転生的なことができるから、これまた中途半端なとこで止まってる『1』を先にやるべきじゃないのか……とか思ってたら、なぜか久々にドラクエ9起動。半年以上空けるとこれがまた新鮮で。でも宝の地図の巡り合わせが悪くて、いまだにスーパースターが作れません。
・スーパースター転職条件:火ふき芸でクラウンヘッドにとどめをさす
そのクラウンヘッドという敵が全然出てこねぇんだよ! なんとかしてくれよ堀井雄二! メタルキングも出てこないから、はぐれメタルだけで全員もうLv70になってるんだよこっちは!
そんな愚痴は置いといて、『エルミナージュII DS REMIX』について書こうじゃないか。

ハッキリ言って1か月遅い記事だけど、無事、特典つきゲ~ット(クリムゾン風に)。
Amazonでの現在の販売分はもう特典なしになってて、しかも在庫なしっぽい。売れてるのか?
特典つきは転売業者が1万近い価格で売ってるみたいだけど、当ブログでは5月から告知してたので、このサイト見てるエルミナージャー(語呂悪い)の皆様は無事に確保できたかと思われます。

小冊子のほうは全15ページで、大ボス級モンスターをショートストーリー仕立てで紹介する内容。このゲームの世界観に興味ある人にとっては嬉しいブツかも。1モンスター1ページなので、個人的にはもっと濃く読みたい。モンスターによっては、ほとんどがカギカッコの会話文の応酬になってるのもあって、赤川次郎状態。ベニー松山を呼べ!
CDのほうは全8曲で、あくまでオマケといったカンジ。
タイトル曲や訓練所の曲、戦闘曲など『1』とカブッてるので、初代PS2版についてたサントラ持ってる人には有難味は薄いかも……と言っても、そっちも非売品だし、さらに入手困難だけど。
作曲は何気に崎元 仁。そろそろ『1』と『2』まとめて正式にサントラ作ったら売れるんじゃないの!
で、2日前にエルミナージュ I&II DS REMIX コンプリートガイドが発売になってる模様。
以前に「DS版の『1』と『2』を一緒にした攻略本出ないかなァ」とか言ってたらホントに出やがった! グッジョブ! でも、お値段2,520えん! たけえ! PSP版の攻略本よりたけえ! PSP版が256ページに対してこっちは304ページ……てことは、まあ仕方ないのか。そもそもこれ、PS2版の発売から初めての『1』の攻略本でもあるわけで。畜生、これは買わざるを得ない。入手したらレビューします……。
2010年2月13日
PSP「エルミナージュII 双生の女神と運命の大地 コンプリートガイド」レビュー
前作が地味に評価高かったとはいえ、今作もそこまで売れまくったわけではないだろうし、そんな事情を考慮すると、攻略本が発売されたことすら賞賛を送りたいくらい。
てことは多分、部数も少ない→よっぽどの事がないと増刷はない→入手困難→わたるが死んじゃう! といった流れを憂慮して、とりあえず買っておいた。
でも俺がこう考えた本は意外と品切れにならないので、そんなに慌てなくていいと思う……と書いていたら、今現在、Amazonで品切れ中のようだ。
うーむ、もしかして2刷いったのかしら。
というわけで攻略本レビュー。
価格は2,200円(税抜)。昨今の攻略本事情を見るに、この値段で薄い本でも仕方ないだろうなーと思っていたが、256ページで、しっかりした作り。
アイテム・マップ・攻略・モンスターといった、攻略本に求められているデータは一通り揃っている。
特筆すべきは2色ページの使い方の上手さ。
職業やモンスターの公式イラストはカラーページで掲載し、間に特色印刷の攻略とデータを挟むことで、フルカラーではないデメリットを乗り越えつつ、
パラパラ読んだ際に「なんとなくオールカラー感」の演出に一役買っている。コストダウンうめぇ!
仮にこれオールカラーにしたら多分3,000円くらいになってしまう気がするので、「なんでオールカラーじゃないの? バカなの? 死ぬの?」といった方は、お察し下さい。
基本的な攻略データ以外のものとしては、開発の小宮山氏による「エルミナージュの舞台裏」というミニコラムが見どころだろうか。
モンスターページの12ヶ所に渡って掲載されており、前作のモンスターについても少し言及している。
舞台裏というよりは敵モンスターに関するコラムだが、開発側からの貴重な言葉なので、ファンは要チェキ。
世界観の説明や年表なんかも載ってたので個人的には満足だが、普段あんまり攻略本を買わない人や「クリアできりゃそれでいい」タイプの人にとっては2,000円越えの価値はないかも。
攻略スレッドでは「wikiなど、ネット上で得られる情報以上のものは載っていない」という意味で評価低めだった本だが、攻略本としては十分なデキ。
開発者インタビューや未公開イラスト、詳細な裏設定……などが網羅されていればもっと高評価だったのかもしれないが、上にも書いたように、攻略本が出ただけで御の字だろう……。
2009年12月16日
攻略本の読み方

俺は攻略本スキーなので「持ってないけど興味のあるゲーム」の本もたまに買うんですが、『Demon's Souls 独占公式パーフェクトガイド』(エンターブレイン刊)読んでみて、久々に攻略本でフイタ。

いわゆるアイテムデータなどを表組みで掲載しているデータページで、表組みの右と下の両方に大胆な謎の空白。これは神経質なデザイナーが見たら発狂するレベル。スゲェ。せめて下地に絵があれば雰囲気的にやわらいだのに。もうこれ、余白に「攻略ワンポイント☆」とか自分でコラム書き込むしかない。さらに他のページでは……

前ページから続いてるデータ表がこのページの上部で終わってしまい、そのままこのページはこれで終わりという投げっぱなしジャーマンがこれ以上ない角度で炸裂。ページの半分以上が空白のままという、絵もコラムも用意できなかった大人の事情をビリビリ感じさせるページ。こういう本が存在するということは、制作段階でこれでOKを出した人間がいたというわけで。一体どんなスケジュールだったのか背筋が凍る。しかもデータページの一番終わりならまだしも、この次のページも、まだまだデータページは続くし、これ以外にも似たような空白がそこかしこに。な、なぜ詰めなかった……。しかもこの本、192ページ中、128ページがデータページという。ウイイレの攻略本かお前は。
Amazonのカスタマーレビュー見てみると、なるほどフルボッコ。このゲームやってないから内容の良し悪しについてはワカランけど、一件だけ、☆5をつけてるレビューが。一部、引用。
不足分をペンで直接書き込んで、オリジナル・ノートの様に愛用しています。
で、マップの空白部分もアイデア一つのカキコミでどのサイトよりも見やすくなりますし、
基本的なデータも数値もアイテムも全部載っていますよ。
このゲーム自体がゲーマーを突き放した挑戦的な作品ですから、
その雰囲気と作業?を壊す事無く作られたこの攻略本は
まさしくデモンズソウルらしくて良いんではないかと。
ま、負けた……。そんな風に考えられるなんて。世界が君のような人ばかりなら平和なのに。
……ふと、画面写真やマップだけ載せて、肝心の攻略や宝箱の位置などを全部自分で書き込む「攻略ノート」みたいなのを作ったら面白いかもしれん、とか思ってしまった。魔王をにらみつけてる主人公の画面写真の下に「 」が書いてあって、自分で「がっぺむかつく!」とかセリフ書き込んだり。
で、プロのイラストレーターや攻略本制作スタッフが挿絵とか攻略情報を書き込んだ本がヤフオクで高値つけたりすんの。まともに攻略本として通用する本もあれば、完全に笑わせるために作られたネタ満載の本とか。元が同じ本なのに、こうも違う! みたいな。攻略本の未来キタコレ! ただしこれが流行ると攻略本制作スタッフが軒並み職を失う諸刃の剣。まったくオススメできない。
と、ここまで書いて、これは雑誌の付録レベルだなと気付いた。時期的に「FF13攻略ノート」とか、Vジャンプあたりについてそうじゃん?(偏見)
あと全然話の流れに関係ないけどこのスレは大変面白いので、FF13に興味ある人もない人もオススメ。「この場所もなんとコクーン!」という、ジャンプに掲載されたFF13記事のアオリ文の響きが妙におかしくて生まれたスレで、「玄関開けたら2分でコクーン!」とか「このお弁当もなんと温めますか?」「姉ちゃん! コクーンってここさ!」とか、みんな言いたい放題。PS3持ってないからFF13は諦めてたのに、今から本体ごと欲しくなってくる。
2009年4月30日
PSP「ブランディッシュ ~ダークレヴナント~ 公式攻略ガイドブック」レビュー
発売日に買ったのにもう2週間くらい経っててアレだけど、『ブランディッシュ ~ダークレヴナント~』の攻略本レビューなんぞを。
「買う人は誰かに言われずとも買ってるだろうし、買わない人は何と言われても買わないだろうから別にいっかー」と思っていたのだが、
なんかAmazonのカスタマーレビューでフルボッコになってたので、擁護というわけではないけど、俺視点での感想と、攻略本事情について少し。
まず、称号とその条件は網羅されてるっぽいこと、マップ攻略も、スイッチと扉の関連性まで詳しく載ってること、少しではあるが設定資料画も載ってるので、攻略本としては完璧な部類。
96ページなので、本の厚さにしては1,500円(税別)という価格は高めに感じるかもしれないが、多分、発行部数は相当少なく、
仮に売り切れたとして重版はまず無いので、ファンは早めに買ったほうがよいですぞ~(ムック風に)。
ただ、Amazonレビューでフルボッコになっていた最大の理由である、96ページ中、開幕8ページ以降は全てモノクロ紙面という作りは、
マップ攻略をパッと見た場合の分かりやすさという面では分が悪いと言わざるを得ない。
データ的には詳しく書き込まれてるので、ちゃんと読めば、しっかりしてるとは思うのだが……。
ページ下の欄外では、スタート地点で倒れてた男による独り言が毎ページ書かれているという小ネタが仕込まれているが、30ページ分、何も書かれてないページがあったので、
全ページ、何でもいいから書いといて欲しかったなーという気はする。
アレスとドーラのサイドビューの姿をキャプってパラパラマンガでも作っておけばいいのに……と思ったけど、そもそもサイドビューの姿が存在しないんだな、このゲーム……。
で、96ページ中、88ページがモノクロという点について……。
これは完全に、昨今の攻略本出版事情によるもの。
仮にこれをオールカラーにすれば素晴らしい本になったのは間違いないが、そうするとおそらく採算分岐的に出版不可能になる。
オールカラーで出すことも不可能ではないが、採算を考えると、価格がおそらく2,000円を越えてしまうはず。
高いとやっぱり買わない人も出てくるわけで、96ページという薄さを考えると1,500円でも高いと感じる人が多いと思うが、
価格とカラー・モノクロの比率のバランスを考えた場合、これが限界だったのではないだろうか。
オールカラーにすることで売上が大きく変わる可能性があり、またその理由となる根拠を提示できれば、オールカラーも実現したのかもしれないが、このゲームの場合、おそらくそれはない。
ただでさえマイナーな部類に入るゲームであり、冒頭で述べたように「買う人はモノクロだろうがカラーでも買うし、買わない人はオールカラーでも買わない」から。
攻略本の制作・出版は、ゲームの販売本数の10分の1が最初の目安と言われている。
本を出すことで出版社が利益を得られるギリギリのラインが約3000部、つまりゲームが3万本くらい売れていなければならないということになる。
ゲーム買った人の、10人に1人くらいは本買ってくれるんじゃないの、という考え。
FFなどは販売本数がハンパないため、クソ分厚い本でオールカラーにしても本の価格1,500円とかで出せたりするが、
Xbox360の大作RPGの攻略本が2,000円を越えてるのは、ソフトが言われてるほど売れてないから。
最も売れたであろう『テイルズ オブ ヴェスペリア』が確か10万本いったかどうか。
『ヴェスペリア』の本は完売して一時期プレミアついた上に重版までかかったけどね!
もちろん、3万本も売れていなくても本を刊行する場合もあるが、それはゲームの購買層が恐ろしくコアで
「10人に1人どころか、3人に1人は買うんじゃねーの」という試算ができるようなゲームの場合。
この辺りの事情を出版社内の企画会議プレゼンで周囲を説得できれば、出版も可能。
以上、編集部在籍時代の受け売りデスケドネー
『ブランディッシュ ~ダークレヴナント~』の場合だと、前述の「コアな購買層」で計算されているだろう。
大好きなゲームだけど、正直これ、3万本どころか、1万本いってないんじゃないか。
ただ、初回出荷は完売したらしいので、ファルコムの計算としてはほぼ完璧で、以降のリピート出荷を考えると最終的に15,000くらいは売れるのではないか、といったところだろうか。
新紀元社は、これまでにもファルコムのゲームの本を多く出版しており、攻略本ラインナップの充実という面でも押さえておきたかったはずなので、
多少のリスク(完売したとしても大して儲けにならない)を抱えてでも他社に先駆けて出しておきたかったというのがあるかもしれない。
ファルコムのゲームといえば新紀元社、みたいな関係を築き上げてしまえば、以後、続々と発売されるファルコムゲーの攻略本制作を一手に引き受けることができ、
『イース7』あたりがヒットしてくれれば、その本の儲けで今回の赤字も余裕で拭えるだろう……
……と、言わば先行投資ですな。俺ならそう考える!
長々と書いたが、まあ読み手としては「なんでオールカラーじゃないの!」という気持ちはあると思う。
作ってる人も多分カラーで出したかったと思う。でもムリなのさー!
僭越ながら俺が作ったバレットウィッチ オフィシャルコンプリートガイドは、カラーとモノクロの比率に悩み抜いた挙句、112ページ中96ページカラー、16ページモノクロ。
最大の理由はカラーでないと攻略ページの画面写真がイミフになってしまうこと(画面が暗いシーンが多々あったので)だったのだが、その分、必然的に価格が高くなるので、
大型本にして高級感を出して回避した……と言うほど単純な問題でもないが、買って損はない本に仕上がってると思う。『バレットウィッチ』遊ぶ予定がある人はゼヒ!
価格が2,000円(税別)と高く感じるかもしれないが、これ、出せただけで奇跡みたいな本なんだよ……。
そういや関係ないけど『デススマイルズ』は、すでに3万を越えてリピート出荷中らしいことと、購買層がコアもコアなので、本出したら絶対売れる!
多分もうどっかの出版社が動いてると思うけど! ていうか俺が欲しいからどっか出して!
2008年12月31日
2,800円の攻略本
年の瀬ここに極まれりという中、久々にドライブしてみることに。
俺の車だとガソリン代が一回で4000円以下だったのが、例のガソリン値上げで約5,000円になってしまい「キッツー」と思っていたところ、今日入れてみたら値段が元に戻っていた。
何、いつの間にか値下げが起きてたの? みんなクルマに見切りつけたの? エコ気取りなの?
田舎でエコ気取ってたら移動できなくて死ぬ。
スクエニ公式の『ラストレムナント』の攻略本が25日頃に発売され、定価が2,800円なので買うかどうかずーっと悩んでいたのだが、
「とりあえず、この目でブツを見てみたい!」という欲求から、ちょっくら探しに行ってみることに。
「探しに行く」なんて大げさな、と思われるかもしれないが、俺の住んでるところからまともな品揃えの本屋に行こうと思ったら車で30分はかかるんだよ!
その他には、スーパーマーケットの片隅にある、買い物中のお母さんが子供を待たせておくためにあるような小さい本屋しかないんだよ!
子供の甲高い声がBGM。
というわけで、知ってる本屋に片っ端から入ってみたものの、どこにも売ってない。
同日発売の、ファミ通が出してるほう(こっちも定価2,800円ほど)は見つかったが、Amazonのカスタマーレビューでメッタ切りにされてたことと、
スクエニ公式のほうが開発インタビュー載ってるらしいので「買うならこっちだなー」と思っていたのだが、実はこの本、現在Amazonでも売り切れ。
攻略本で売り切れて。聞いたことねぇ!
結果的に、30分どころか1時間かかって到達できる、これまでにも数えるほどしか行ったことがない本屋で、ようやく発見。
もう買うかどうか迷うというより、ここまで探し回ってようやく見つけたというこのシチュエーションで「買わない」なんて選択肢は考えられないのだった。
ガソリン代が思ってたより安かったのは、きっとこのためだったんだと思い込むことにする。
というわけで攻略本レビュー。
このゲーム、データ量がハンパじゃないことはプレイしてても分かってたので、おそらくは結構な分厚さになるだろうなーとは思っていたものの、さすがに992ページは圧巻。
そろそろ広辞苑倒せるな!

こんなの
ちなみに、俺が本屋で見かけた最高の分厚さを誇る攻略本は『スマブラX』の本。あの分厚さはヤバイ。
製本的に限界にも程がある。京極夏彦の仕業かと思うくらいひどい。
俺が本屋だったら、あまりの棚占領っぷりにキレて返本しかねない。
でも調べてみたら800ページ前後らしく、紙の厚さの違いなのか、この『ラスレム』本のほうが厚いことが判明。
うーむ、ということは俺がこれまでに買った攻略本の中では最「厚」なのかもしれん。
内容のほうは、とりあえずザッと読んでみたところ、これといった不満はなし。
強いて言えば、武器の掲載順が50音順になっており、エクスカリバーの後にロングソードが来てたりしてて、ちょっと妙だなと感じたくらい。「要するにどれが最強なんだよ!」みたいな。
武器のカテゴリ数もやたら多いゲームなので仕方ないのかもしれんけど。
あとは、やはり開発インタビューが見所だろうか。
「ああ、やっぱ主要女性キャラに41歳という設定を施したのは冒険というか萌えに対する挑戦だったんだな」みたいなのが読める。うん、エマはいいキャラだったよ……。
個人的には、全ダンジョンのマップとモンスター・レアモンスターの配置、アイテムに関する全データが欲しかったので、満足。……値段高いけどネー。
攻略本制作経験から言わせて頂くと、出版社は別に悪どく儲けようとしてるんじゃなく、単に採算の問題で、ゲームの販売本数によって攻略本の価格が決定されるため、
Xbox360というハードで発売されるゲームの本という時点で、価格は高くならざるを得ない。
たぶん作ってる人たちは1,200円くらいで売りたいと思うヨ!
Xbox360のゲームの中でも、スクエニから発売された年末注目のRPGということで多少は価格抑えられるかなーと思ってたけど無理だったようだ。
わかりやすい例として、上で触れた、同じくらい分厚いスマブラの本の価格は1,500円前後。
スマブラは販売本数がケタ違いなため、これだけクソ分厚くしてもこの価格に抑えられるのだ……。
それはそうと、本屋で見かけた「俺たちの愛したファミコン」というレトロゲー本の裏表紙に小さく「人妻熟女スパーク増刊号」とか書いてあって、
「一体この本どういう経緯で……」と別の意味で気になった、そんな大晦日。よいお年を!
2003年5月31日
Xbox「デッド オア アライブ エクストリーム ビーチバレー ベスト・ショット」レビュー
エロバレー発売から3か月あまりが過ぎたわけだが、ここにきてようやく2冊目の攻略本『デッド オア アライブ エクストリーム ビーチバレー ベスト・ショット』(ソフトバンク刊)の登場。
5月2日発売だったけど。
1冊目にあたるエンターブレイン刊「パーフェクトガイド」は刊行時期を考えると至極充実の内容で、ほぼ完璧ともいえる出来だったが、今回の『ベスト・ショット』は、それをさらに越える仕上がり。
タイトルからして「写真集か?」と思いきや、攻略面でも納得の内容。
全水着リストはエンターブレイン刊の方にもあったが、こちらは「全ての水着を実際にキャラが着ている姿」まで網羅した、パーフェクト全水着リスト。
何度も発売延期を繰り返したのも頷ける。
版型の大きさもあってか、お値段2,100円とやや高めだが、個人的には「買って損なし」の一品でございました。






