« twitter | メイン | 東京トワイライトバスターズはどうなった »
2009年12月10日
Wii『CALLING ~黒き着信~』インプレッション
先日ヒッソリと発売された、Wiiの『CALLING ~黒き着信~』がヤバイ。
久々に「これは怖い」と感じ、その仕掛けの上手さに思わず顔がニヤけてしまうホラーゲーム。パッケージ絵で損してないか、これは。
Wiiリモコンを懐中電灯に見立てるホラーゲームなんてのはWii発売前から誰もが考えた事だけど、携帯電話に見立てるのは新しい。
Wiiを持ってない人には「Wiiリモコンにはスピーカーがついている」という事自体、あまり知られてない気さえするが、
このスピーカーのおかげで「ゲーム内で携帯電話が鳴って、ビクビクしながらボタン押してWiiリモコンを耳に当てたら不気味な声が聞こえてくる」という仕掛けが。
その時のセリフは画面に字幕も出るけど、これは思い切って字幕ないほうが怖かったかも。
『零』シリーズの霊石ラジオも、恐怖を増すためにあえて字幕なしにしてたはず。
でもあれはホントに聞き取りづらくて、切実に字幕欲しかった……てことを考えると、これはこれでいいのか。

拾った携帯電話が定期的に鳴り、徐々に近づいている事を知らせてくる電話の主。
移動は主観視点。今風に言うとFPS的か。
『バイオ4』のように素早い180度ターンも可能だけど、振り向いたらそこに……てこともあるので、もはや単なる方向転換すら怖い。
視点も、見回したり見上げたり下向いたりできるけど、最初の頃、廊下を移動中に操作ミスッて視点が上向いてしまい、「イカンイカン、視点を真っ直ぐに戻し……」と思ったら
天井に何か書いてあってビクッとしたり。どんだけ隅々までサービス満点なんだよ馬鹿野郎。こえーよ。
グラフィック的には、Wiiの中でも精細とは言いがたい方で、一世代前の雰囲気。
PS3やXbox360の美麗画面を見慣れた人だとチープに見えるかもしれないけど、そのチープさが妙に「怖さ」に一役買っている気がする。
1章の舞台は古びた日本家屋なので、余計に怖い。

1章のオープニング、古びた日本家屋の一室。なんかこのポリゴンはニンテンドウ64を彷彿とさせる。

2章の音楽室。御覧の通り、グラフィックの質はそこまで高くはないが……。
時計の文字盤の白さに悪意を感じる!
ホラーに関しては、グラフィックは美麗で精細な方が絶対怖いもの作れるだろうと思ってたけど、仕掛けと見せ方の勝利だなぁ、これは。
なぜか少しの隙間しか開かない襖とかあって、これまたなぜか、そこから部屋の中を覗かないといけなかったりするし。
なんだよもぉぉ襖くらい蹴り飛ばして開けろよぉぉみたいな。
このシーン、ディスクの読み込み音が時計の秒針を早めたようにカッチカッチと鳴り続ける。
最初は「さすがWii、この程度の音と映像の読み込みに必死とは」とか「あれ? ヤベ、Wii故障?」とか思ってたら、これ緊迫感の演出だよ!
Wiiのディスク読み込み音って、他の機種に比べてカシャカシャと音がうるさい方なんだけど、
まさかそれを逆手にとって、ディスク読み込み音すらホラー演出に使うとか前代未聞。
ハドソン覚醒しすぎ。
とりあえず、このクソ寒い中、もっと震えたいというクレイジーな人にオススメ!
クリアしたら、ちゃんとレビューに書き直そう……。

電源を切ろうとWiiメニューに戻ると、HUDSON名義で怪しげなメールが。
これには画像が添付されていて……って、どこまでWiiというハードを使いこなすつもりだよ!




コメントする